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通いの仕事は今日で納めたいな~いいかげん本書かなきゃな~
と思いながら、今日もこれから元気に働いてきます
『教育虐待』という言葉があります。
教育熱心なあまり、それが教育虐待にもなる。
親は子供のために良かれと思って無理矢理させるけれど、子供の意欲やメンタルがそれについていけないと、その道を中途半端に終わるだけではなく、親子関係も悪化し、良いことは何もありません。
勉強やたいていのものは努力でどうにかなるけれど、習い事の種類によっては、努力だけではどうにもならない、持って生まれた才能の方が重要視されるものもあります。
我が子の向き・不向きを親が見極めて、ムリなら早々に撤退する勇気。
これが親に課せられた使命なのではないかと思います
その最もたるもののひとつがバレエかなと私は考えています
女の子が生まれるとバレエをやらせたいと思う親が多いですが、キラキラ
と輝く裏側はどす黒いものです。
お金が莫大にかかる(発表会などで衣装を新調すると〇十万円)
親がチケットの売りさばきのノルマを達成しなければならない
我が子が主役になれる可能性は限りなく低い
それ以外にも、太りやすい体質の子は成長期にダイエットしなければならない。
手足が長くないとそもそも見栄えがしない。
生まれ持った身体の柔らかさが最重要。などなど
それほど高みを目指さず、「姿勢が良くなれば」「本人が楽しめれば」的なスタンスで親が気楽に構えればいいのですが、やっぱりやるからには主役を目指すのが親のホンネ。
私、バレエは何度も取材に行っており、日本の権威的な先生にインタビューしたこともあります。
先生はこう言いました。
「バレエはお金持ちのご家庭が多いから、子供より親の方が闘争心が強い。
発表会の役柄を発表するたび、主役以外の親がみんな苦情を言いに来る。
『なんでこんなに頑張っているのにうちの子が主役になれないのか』と。
その時、私は必ずこう言うの。
『お母さん、あなたが悪いんです。
お子さんが主役になれないのはあなたのせいなんですよ』って」
かっけーと思いました。
これはどういうことかというと、バレエは生まれ持った股関節の開きがとても大事。
もともと柔軟性を持っている子が努力して磨きをかければ鬼に金棒
誰も叶いません。
骨格は完全に遺伝的な問題。
したがって先生は、主役になれなかったことで親が子供を責めないように、遺伝的な問題だからと注意喚起を行っているそうです
なるほどなぁ~。
優秀な指導者は教育者としても優れているんだなと感心させられました
では私は桜子に教育虐待を行っていないかと、自問自答
答えはNOです
本人のストレス緩和を何より重要視しているので、好きなことしかしていないからです。
ピアノのコンクールが本人の負担になっていたことに気づき、辞めたのが1年半前。
才能はあっただけに、私も悩みぬいての決断でした。
3歳から毎日2時間びっしり練習していたものを手放すのは、とても勇気がいりました。(私が)
でも、その結果、桜子のメンタルは安定に向かいました。
今の習い事はピアノ、そろばん、塾。
本人の一番のやりがいはそろばん。
少しずつ成果が上がっていくのが数字に表れるので、毎回、自分の能力と闘っている状況です
そろばんは同級生3人と1年生から通っていました。
他の2人は今年辞めました。
親が『我が子には向かないからここで撤退しよう』と決断したようです
それもまたすごく賢明な判断だと思います。
一人は桜子の親友なので個人的には引き止めたい思いでしたが、それに動じる桜子ではありません
「私は〇〇ちゃんの分まで頑張る
」
人に全く流されないところは私にソックリ
何かを始める勇気、やめる勇気、そのタイミングを見極める目を持ち続ける親でありたいなと改めて思います