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留学中はお休みしていたギフテッドスクールですが、帰国後、再び参加するようになりました。
同世代の女の子は桜子の帰りを待ちわびてくれていて、再会に大喜び
今週は中学生たちとカラオケに行く予定です
そこは一切の遠慮もなく、発言も行動も誰からも咎められない。
素のままの自分を全員受け入れてくれる。
桜子にとっても、他のギフっ子たちにとっても、本当に大切な『居場所』です
そしてもうひとつ、私にとってもギフっ子のお母さん方は気の置けない大切な仲間
学び合い、助言し合い、慰め合える。
子供の話をしても、誰も自慢とも嫌味とも捉えない。
同じ目線で子供の特性を忌憚なく打ち明けられる仲です
先日、私を含め3人で
をしました。
ひとりは受験生ママです。
子供たちはみんな理系の頭脳を持っていますが、他の2人とも学力的にはおそらく桜子より上
非常に優秀です
受験生ママは、
「どこを受験しても受かってしまうから、まだ学校を絞り切れてない」
なんと贅沢な悩み
他の人には口が裂けても言えないよね
遠くの偏差値の高い学校に入って寮生活をするか、近くの私学に入って高い授業料を払うか。
費用が一番の悩みどころ。
しかし桜子同様、この子たちも生きづらさを抱えています。
ここまで生きてくるのに大変な紆余曲折がありました。
「頭がいいと変にやっかみを受けるのに（学力は目に見えるから）、コミュ力が高い子はやっかみを受けない。
そっちの方が生きるためには必要な能力なのに、つらいよね」
みんな激しく頷きます
「たまたま知能が高く生まれてきただけ。
本人も親も望んで持っている力ではない。
生きやすさと知能の高さを選択できるなら、間違いなく生きやすさだよね」
またも激しくウンウン
「ここにギフっ子の親じゃない人がいたら、私たちの話って明らかにマウントに取られるよね」
「ホントだね～
」
逆に言うと、それだけ本音トークさく裂できるお母さんたちです
子供の困り感を打ち明ける一方、どんなことが得意か、何に頑張っているかを話すと、みんなで心からの拍手
共感し合える人がいるってどれだけ心強いか
思う存分話したところで、帰り際、他のママから
「あ、私5％割引券持ってるから、まとめて払うよ。
自分の支払い分から5％引いてお金ちょうだい」
と言われ、もちろん私はいくらなのかわからずアタフタ
490円とか510円とか半端な金額なので、暗算できない母たち。
しまいには言い出したママも計算できず、スマホの計算機で計算
これが子供たちなら一瞬で答えを割り出すんだが
理系の子の母親は全員文系というオチでした