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ずっと図書館で予約していた本がありました。
齋藤孝さん著「本当の心の強さってなんだろう?」
2021年に出版され、今はもう50万部くらい増版されているんじゃないだろうか
図書館で予約したら500人待ち
そして2年後の今、忘れた頃にやっと借りることができました
読んでみたら共感することばかり。
保存版にして読み返したくてさっそく買いました。メルカリで半額で
最初から買えよって話
最近、本当に激務でずっと原稿を書いている状態なんですが、バスの移動や昼休みご飯を食べながらなど、ちょっとの隙間時間で読んでいました。
そして、夜、桜子に私の解説付きで熱く語りました
そのくらい良い本です。
あらすじはこんな感じです
強い精神力があることを、よく「鋼(はがね)のメンタル」と言います。
頑丈でとても強そうですよね。
しかし、この本で伝えたい心の強さとは、「鋼のメンタル」ではなく、たとえるなら「柳(やなぎ)のメンタル」。
柳の木は、細い枝がたれ下がって揺れている姿は全然強そうには見えませんが、柳は台風で強風にあおられても、雪が降り積もっても、折れない。
枝が柔軟にしなるので、ひどい風にも雪の重さにも耐えられるのです。
さらに、よく張る強靭な根をもっていて、幹が倒れても再びその周辺から芽吹いてくるたくましさがあります。
しなやかで折れない、打たれ強い、再生力があってたくましい──。
目指してほしいのは、そんな「柳」のようなメンタルです。
メンタルの強さとは、生まれもった資質ではなく、自分で身につけていく「力」です。
「持って生まれた性格だから・・・」とあきらめる必要なんてないんです。
メンタルが強ければ、傷つかなくていいことに傷つかなくなる。
悩まなくていいことに悩まなくなる。
いまよりも自信をもてるようになる。
だから心がラクになり、楽しく、幸せに過ごせるようになります。
自分を肯定できるようになります。
この本では、ストレスやコンプレックス、失敗、挫折、逆境、後悔、黒歴史など、誰もが体験する身近な事例を多く示しながら、それぞれに対する考え方、対応方法を提示していきます。
学校生活、勉強、人間関係、社会に出ること……。
人生というのは荒波の連続です。
「折れないメンタル」は、きみの一生を支える最高に心強い武器になるはずです。
では、メンタルを強くするにはどうしたらいいのか。
齋藤さんは言います。
感情をコントロールすることは、人としての成長のひとつの基準。
成長過程で様々な経験をしながら、感情コントロール回路を強化していく。
心の成長は「経験」で育まれる。
さらに、こう続きます。
性格と言われるものは、ものの考え方や行動パターンなどの「心のクセ」
クセは意識すればいくらでも直せるものだ、と。
例えば、LINEの既読がなかなかつかない時、
「嫌われているんだろうか」ではなく
「きっと今忙しいんだろうなと考えるようにする。
感受性が鋭くて神経質な資質そのものは変わらなくても、ストレスを減らすことはできる。
そうすると、心の負担はかなり軽くなる。
メンタルの強さは、自分の心のバランスを整えることをどれだけ意識し、実践するかにかかっている。
だけど、負の感情にも役割があって、生きる上で意味がある。
いろいろな感情を味わうことで、人は「心の奥行き」を深めていき、心豊かになっていく。
そのため、感情そのものを無理矢理押さえつけたり、否定してはいけない。
理性や思考力で、感情をコントロールすればよいだけ。
いやー、もう、この部分だけでも、何度も何度も桜子に読み聞かせました
桜子はまさに今、この部分をカウンセリングで言い聞かされています。
頭では理解できても、実践に移すのは難しい。
だけど、まずは頭でしっかり理解することを繰り返し伝えているのです。
齋藤さんの本を読むたび思うけれど、言葉のチョイスが素晴らしすぎる
私も、どんな人にも伝わりやすい言葉遣いを心掛けているけれど、作家として本当に学びが多い文章です。
そして、この「メンタルの鍛え方」も、私が実践してきたことです
だけど、半世紀かけて身につけたことを、まだ10歳の桜子が行動に移すのは当然難しい。
なので、この本をバイブルにして、今後困難を抱えた時に、少しずつ教えていきたいと改めて思いました
次回、この本の中で出て来た実在の成功者の失敗談をご紹介します
齋藤孝さんシリーズほとんど読破してます