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おまけのネタです
前回ご紹介した本のあとがきに、あるストーリーが紹介されていました。
中高生を52年間教え続けた伝説の国語教師、大村はまさんの著書『教えるということ』の中に書かれてある
仏様の指というお話です。
仏様がある時、道端に立っていらっしゃると、一人の男が荷物をいっぱい積んだ車を引いて通りかかった。
その車はぬかるみにはまってしまって、男は懸命に引くけれど、車は動こうともしない。
男は汗びっしょりになって苦しんでいるが、いつまで経っても車は抜けない。
その時、仏様はちょっと指でその車にお触れになった。
その瞬間、車はすっとぬかるみから抜けて、男はからからと引いていってしまった。
とても抽象的ですが、非常に私の心に響きました。
この話で何が言いたいかわかりますか
男は仏様の指の力でぬかるみから抜け出たことを知らない。
自分で努力して抜け出せたという自信と喜びを感じながらその車を引いていった。
大村はまさんは、
「仏様の指のような存在である教師でありたい。
子供たちが自信に満ちて生き抜く力をつけてくれたら、教師の仕事の成果はそこにある」
と言っています。
子供と日頃一番接する親もまた同じこと。
子供に寄り添い、話を聞き、時には助け、勇気づける。
能力を見出し、褒めながら伸ばしていく。
苦難の時には背後からそっと支援をする。
こうして苦境を乗り越えた子供は自信をつけ、さらに自力で多くの試練に立ち向かえるようになる。
私たち親は、子供を信頼し、任せ、見守ることが大事。
つまり、私たちは皆「仏様の指」の役割を担っているということです。
こういう仏法の話が私は大好きです
格言、名言好きだし
たまにお葬式や法要で、素晴らしい話をするお坊さんがいますが、そんな感じで感銘を受けました
そして、改めて子供への対応の仕方を学んだ気分になりました。
皆さんは「仏様の指」、どう感じましたか