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夫以外のアスペルガー丸出しの人物と久々に出会いました
その人(仮称Wさん)は著名な作家で、作品が映画化もされた人です
私のような商業作家とは違い、自分の書きたいものだけを時間をかけて書き、毎回賞を総ナメするような、毎月締め切りに追われる私とは正反対のタイプ
お互い以前から知っていたけれど、今回お会いする機会が得られたので、正直ワクワクしながら会いにいきました
なにかインスピレーションが得られるかもしれないと
そしたら、私と会った瞬間、挨拶なしに開口一番
「そのメガネ、似合ってないよ」しかもタメ口
「。。。はい?」
「人ってさ、自分が似合ってると思ってるものって人から見たらたいてい似合ってないもんなんだよね」
。。。なんかムカついてメガネ取りました
(夫そっくり)と嫌な予感がしつつ、着席して仕事の話を進めましたが、経歴はやはりあまりにも素晴らしい
その人が私のことを知っているのは、私のお師匠(90歳)が、しきりにいろいろなところで私の話をしているからです
私のお師匠も本が大ヒットして、印税で数千万円入って優雅な生活を送っています。
作家って、ホント、1冊でも大当たりするか否かで大きな分かれ道
いや、基本的にWさんは優しくてとても頭が良いです。
ただ、思ったことは間髪置かずズバリ言わずにいられない
そして白状しました。
「前回の作品で、編集者に『君は典型的なアスペだな』って言われたよ。ハハハ」
「( ̄∇ ̄;)ハッハッハ。。。」
やはり私の見る目は間違いない
そしてこうも言っていました。
去年は鬱でほぼ寝たきりで何もしていなかった。注)独身
おおう。。。私と似ているではないか
いいなぁ。私は桜子もいるし、鬱がひどくても普通に頑張らなければならなかったのに。
しかし、作家=鬱ってあまりにも多いなぁ。
その前に発達障害を持っている人も多いんだろうなぁ。
そうでなければ面白い発想力が生まれないもの。
私も自分でないと思っているだけで、あったりね
でも、私、初対面の相手に向かって失礼なことは言わないよ
そんな寂しいことを言われた私の愛用のメガネ、実はWさんと会った翌日から行方不明なんです
絶対にこの場所で使ったというところに電話で問い合わせしても、落とし物としては届いていない
悪口言われて私の元から去っていったに違いない
他にもメガネはあるから支障はないんですが
人にけなされてもなんでも、私はそのメガネが大好きだったんだけど。。。
ちなみにけなされたメガネは、女教師みたいな真っ赤な縁のメガネです
しかし、Wさんも生きづらそうな人だなぁ。。。
それとも人に気を遣わないで伸び伸びしてて、かえってこれがいいんだろか。
まあ、印税生活できているし、人とあまりコミュニケーションを取らないから、適職に就いたといえばそれまでだろう。
アスペの桜子を持つ私には、なかなか感慨深い問題