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暑いですね~
溶けそうです
今朝、出勤中、幹線道路の脇で男の人が倒れていて、人だかりができていて、AEDをされていました
かなり緊迫した状況だったようです。
熱中症かなぁ
皆さんもお気を付けください。
昨日は大きな講演がひとつありました。
偶然知人のおじさんが受講していて、帰りに声をかけられたので、
「奥様はお元気ですかよろしくお伝えください」
と言いました。
奥さんとはもう15年来の付き合いです。
ボランティア精神が旺盛で、私が書いている広報誌に度々協力してくれているので、とても仲良しなんですが、そういえばここ2年ほど会ってないなぁとふと思い。
そしたら衝撃の返事が
「いや~。。。うちのやつね、認知症になっちゃったの。
家から出られないのよ」
え。。。え。。。
それしか言葉が出て来なかった。
だってまだ50代半ば。
「2年くらい前からかな。
調子が悪い時はすごく悪いんだけど、その波がやっと最近わかってきたから、自分でもコントロールできるようになってきてね」
「自分で認知症だと自覚しているんですか」
「多分してると思うよ。わからないけどね」
認知症にも種類があるので、どれを患っているのかはわからないけれど、お金持ちの奥様で、苦労知らずで、いつもニコニコ。ボランティアをするために生きているような方でした。
もうびっくりしすぎて言葉がない
介護予防の専門家が言うには、認知症は30~40代の時の大きなストレスが一因とも言います。
あー、私も明日は我が身
ストレスしかない
去年、認知症について専門家に取材に行き、記事にしました。
それによると、発症させない秘訣は
「長生きしないこと」
これに尽きると
つまりは誰でも年齢増加とともになる可能性があるということです。
認知症と診断されていない高齢者でも、死後、脳を調べてみると数割の人が認知症になっているそう。
それでも周囲もわからないほど発症が防げているのは、その人たちが「目的を持って生きているから」だそうです。
小さな目的でいい。
孫の成長が見たい。
サークル活動を楽しみたい。
読みかけの本を全部読み終えたい。
そういった日々の小さな目的の積み重ねが、生きる喜びをつくるそうです。
でも、動物はそうはいかない。
生き物の中で時間軸を考えられるのは人間だけ。
動物は過去も未来も考えられる脳の仕組みではないそうです。
だからこそ、人間は過去のしがらみにとらわれて苦しむ。
未来に不安を抱える。
人間でいるのが幸せなのか不幸なのかは、その人次第
うちのトラちゃん(10歳チワワ♂)、相変わらず認知症です。
桜子にひたすら吠えて、噛みついて、桜子の機嫌を悪化させます
こればかりはどうにもならない問題
そしたら先日、桜子が「今度図書館でこの本借りてきて」と言ってきたので、借りてきました。
【ねこなんていなきゃよかった】
幼児でも読める文字の少ない絵本ですが、全国学校図書館協議会選定の書籍です。
あらすじにはこう書かれています。
ねこのももちゃんが死んだ。
友だちがやさしくしんぱいしてくれるので、ついつよがり「はじめから、ねこなんていなきゃよかった」といってしまった。
でも家にかえると、ももちゃんはもういない。
みんながくらいかおをしていたら、かあさんがいった。
「かなしいのはあたりまえ。みんな、なきましょ」すると、ももちゃんの思い出が次々よみがえってきて……
かわいがっていた猫の死をきちんと受け止め、悼むことの大切さを描く絵本。
うちのトラちゃんと同じです。
ももちゃんは主人公の子を引っかくし、いたずらばかりするし、すごく邪魔な存在だと思っていた。
でも、いきなりいなくなったら、良い思い出ばかりよみがえる。
ももちゃんなんて、ももちゃんなんて。。。いてくれて良かった
というストーリー。
これを読んで、桜子、トラちゃんをジッと見ていました。
何かを感じてくれたらいいんだけど
読書感想文がある学校の低学年のお子さんにもオススメの本です
ちなみに、私が一番好きな絵本はこれ
初めて読んだ時は嗚咽レベルで大号泣でした。大人なのに
ワンちゃんの飼い主が死んだという、ワンちゃん目線のストーリーです。
自分でも感受性が強すぎるのもどうかと思う。。。