先日、いつもお世話になっているギフテッドスクールの大掃除を、お母さん方と行いました。
予想以上に汚くて大変だった
教室は2部屋あるんですが、初めて教室の奥まで入ったら本棚があり、ギフテッドや発達障害、心理学系の本がズラリ
その中でこの本が目に飛び込んできました
桜子の行動に本当に困っていた時、何人かの読者さんから
「アドラー心理学を実践してみたら」とのお声を頂いたことがありました。
忙しくて読む暇がなく、ついついそのままにしておいたのですが、
この機会に本棚から借りてきました。
勝手に拝借とも言う
さわりの第一章だけ読んでみると、とても良いことが書いていました
しかも丁寧に赤線まで引いてある
先生が、いかにこの部分が重要と思っているかがわかりました。
ちなみに、アドラーとは心理臨床家で、臨床の実践から人の心理について考え、そしてその問題をどう解決して言ったらよいのかを考えたという人です。
いかにも学者さんかっこいい
アドラーはなくなる3日前にこんな言葉を残したそうです。
「生きている間に、私はいくつかの役立つことを発見できました。
そしてそれらは人類のために長く役立ってくれると思います。
私はそれを幸せに思います」
人生をかけて人間の心理と教育実践を行ったアドラーさん。
私もそれを改めて今回学ばせていただきました
「治療的楽観主義」を持つ
どんな局面でも〝自分にできることがある”と考えていくこと
楽天主義と楽観主義は違う。
楽天主義は「何が起こっても大丈夫、何が起こっても悪いことにはならない」と考える人。
それではいけない。
楽観主義は現実をありのままに見て、そこから出発する。
それでは、「治療的楽観主義」はどういうことか。
困っている本人を目の前にして、セラピストや親が
どんな局面でも「私に何かできることがある」と強く信じる信念を持つこと。
「今、ここで何をしていったら最善なのか」という目標を定めること。
これが大事だということです。
あー、思い返せば私も桜子の破天荒の行動に悩みながらも、周りに「大丈夫、大丈夫」と呪文のように唱えられながら、その言葉に支えられて頑張ったなぁ
良くなると信じて、絶対にあきらめなかった。
おかげで鬱になったけど現在進行形
改めて自分のやってきたことが、アドラーさんの言葉に従っていたとわかり、さらに自信がつきました
アドラー心理学、少し連載します