2年生になり、試合に出場させてもらえる回数が増えると、長男の腕はさらに上がっていきました。
大勢いる部員の中で2年生の中では4番手くらいのレベルになり、長男と組む相手との息もピッタリ(ダブルスです)
その子と二人で、朝から晩までひたすら練習していました。
小学生の頃から宿題をするのも嫌で、ギャーギャー泣いていてやらなかった男が。。。
唯一向いていた水泳をあっさり辞めたくらい、何かに頑張ることが好きじゃない男が。。。
だけは好きで好きで、どうしたらスマッシュをうまく決められるか、サーブを完璧に入れられるか、そんな研究ばかりしていました。
あまりにも熱心なもんで、引退した先輩たちやテニス愛好家の大人たちまでが指導してくれていたようで、テニスを通じた異年齢交流が出来上がっていました。
私も何度も車で通りかかって近所のテニスコートを見に行きましたが、まぁ休まずずっと走り回ってる
そして、私のを爆食い
水筒も一番大きな6千円くらいするタイプのものを買わされました
そして帰ってくると、疲れてバタンキュー
宿題やったのと聞くと、置き勉(学校に教科書を全部置いてきてる)からできるわけがないと。。。
ちなみに、長男にも病院からADHDの治療薬のコンサータが出されていましたが、中学時代は飲んでいませんでした。
食欲が落ちるのと、寝入りが悪い副作用があるため、身長を伸ばす方を最優先
そのため、以外は全く頑張らず、授業中の集中力もなく、成績は散々でした。
(いや、テストはそこまで悪くはない。提出物を出さないとか授業中の態度が悪いために、内申点が最悪)
そんなこんなで中3になり、いよいよ中学最後の大きな大会。
長男は部長の次の2番手として選ばれ、大会に出場することになりました。
この時、私は初めて応援に行きました。ビデオカメラを持って。(まだスマホじゃない時代)
恥ずかしいからいつも来るなと言われていたんです。
でもこの時は、来てもいいよというので
真剣勝負に挑む長男をを見るのは初めてでした。
そこには私の知っているいつものグータラ男の姿はありませんでした。