最近から昨日にかけて、同じ方からこのようなコメントをいただきました。
メッセージではないので、オープンにさせていただきますね
私は桜子ちゃんに似ていました。
それ程頭はよくないし、それ程怒りはありませんでしたが。
勉強も仕事も得意で大好き。
共感力がないと言うか、独特な思考で生きているので、人と合わなくてつらいのはありました。
桜子ちゃんの今の言動は共感力ではなく、自他の境がわからないというやつだと思います。
近しい人の思考を追って、それにシンパシーを感じてしまう。
女子は男子のASDとは違うから。
大恋愛もできるけれど、思考が似すぎている人とは、一緒にいてつまらなくなるものだと知らなかった。
でも、人と違う思考も自分に自信が持ててからは気にならなくなったし、少しの友達と家族で理解しあえれば充分幸せです。
少し前に自他の境がわからないというようなコメントしたものです。
お母さんは、初めて出くわす他人なんだと思います。
自他の分離を初めて経験してるところなのかな?
今までトラブルを起こす桜子ちゃんに、他人が存在していない感じがしました。
私、教授の話が載っていた記事で笑ったのが、「物事をすべて主体的に見ている」ってやつ。
え?それ以外にどんな見方があるのと、今さら気付く私。
そうか、そこに原因があったかと、自分のなんとなくヘンテコな他人との関係を思い返しました。
自分と似た人、自分の言うことを理解してくれる人と一緒にいても、自分が拡張していくだけで、他人との出会いにならない。
だって、自分が面白くて、自分の才能もスゴいなと思っていて、ホントのこと言えば、他人には興味がない。他人必要ない。
でも、そうは言っても学校生活が成り立たないので、もがく。
私はその頃は、うまくやってる人の真似をしたかな?まるで、舞台だと思いながら。
心とかけ離れたことをするから、嫌だったな。
大人になってからは、この私を全面に出してもよい人とだけ付き合うから、問題なし。ただ、関係の薄いママ友のつきあいには疲労しました。
講演会を聴きにいって、心に残っているのが、「発達障がいは発達する」って言葉。
ゆっくりでも成長する。私は、階段状に成長した感覚があります。
ハッと気付きがあって、一つ大きく成長する。
そして、そんな自分や自分の恋のことばっかり考えていた私だけれど、今となれば、山や花の美しさにも感動できるようになりました。自分ばっかりは青春病でもあるのでしょう。
当事者からの生の言葉は非常に気付きが多かったです。
教えてくれてありがとうございます。
この方は、以前もうひとつコメントをくれていて、探せなかったのですが、「桜子は私との境界線がなく、私(他人)の体調を心配しているのではなく、自分と一体化して考えているのではないか」とも言っていました。
だから、私からは桜子のASDの重さはわからない。
私には思いやりを示すから。
でも、その思いやりは主体的であって、私と自分の境界線がないため、他人への思いやりではない。
そう言われたら、全てしっくりきました。
もうひとつ、私が専門家に「桜子は全て物事を主体的に見ている」と指摘されたことを、今さら自分もそうだったと気づいたというコメント主。それ以外に何があるのと。
これも勉強になりました。
いくらソーシャルスキルトレーニングを積んでも、物事の考え方は大人になっても変わらない。
ASDの人はこうなんだと理解するしかありません。
このコメントの方と桜子の違いは、他人に興味があるか、ないかという点。
桜子は他人や物事全てに興味がありすぎなんです。
だから首を突っ込みすぎてトラブルを起こしてしまうんです
ASDの積極奇異型というやつ
興味のない方が本人も疲れないだろうに、とは思いますが。
それでも、成長とともに「発達障害も発達する」というのは、長男でよくわかっています。
なので悲観的ではありません
コメントをくださった方、どうもありがとうございます。
非常に貴重な体験談を聞くことができました。
私も桜子への対応をまたひとつ学びました。
そして、夫は間違いなくASD(しかも重度)だと確信しました
やはり全く手に負える相手ではなかった