昨日のくだらない記事がアメトピに掲載されました。
しかも、よりによって算数検定に落ちた話
言ってませんでしたが、最近またちょこちょことアメトピに採用されています。
いつも、よりによってという内容で
日々の出来事を書いているだけなので恐縮ですが
スタッフさん、ありがとうございます
さて、桜子の算数検定に落ちたという話題に引っ掛けて。
桜子は基本的に失敗を恐れる子です。
以前よりだいぶマシになりましたが、完璧主義なのは生まれつきの思考でギフテッドの特性でもあり、なかなか柔軟にはなりません。
でも、失敗から得るものは多大です。
私は、大人になってからも失敗ばかりの人生です
その時はとても落ち込みますが、そこから反省し、学びにつなげての今があります
桜子にも、勉強でもピアノでも失敗を恐れるなと言って聞かせていますが、彼女はすでに人間関係で失敗続きなので、その切り分けがなかなかうまくできません
こればかりは経験値を積んでいくしかないでしょうね
スティーブ・ジョブズの、スタンフォード大学卒業式でのスピーチを皆さんはご存じですか?
天才スティーブ・ジョブズは、多くの名言を残しています。
特にプレゼン能力の高さは世界一だと思います
その中でも、伝説となり今なお語り継がれる、2005年のスタンフォード大学の卒業生に向けたスピーチがあります。
これを初めて観た当時(もちろん和訳です)、私は感動で胸が震えました
全訳は動画をご覧ください
このスピーチを依頼された時、彼は戸惑ったそうです。
これまで数多くのプレゼンで評価を得たジョブズ氏ですが、卒業生に向けたメッセージは初めて。
何を話そうかとても迷った末、「ありのままの自分の姿を伝えよう」と思い立ちました。
そして、演技がかったいつものプレゼンの姿も控え、身振り手振りを加えず、微動だにせず、ただ黙々と、淡々と自分の人生を語りました。
このスピーチで語った点は3つ。
ひとつめは「点と点をつなげる」ということ。
大学を退学する決意をしたジョブズ氏は、興味もない授業を受ける必要がなくなりました。
そこで、自分の興味の赴くままにたまたま潜り込んだ講義で得た知識が、マッキントッシュを設計した時に役立ったのです。
人は、将来をあらかじめ見据えて、点と点をつなぎあわせる事などできない。
今自分がやっていることが、いずれ人生のどこかでつながって実を結ぶだろうと信じるしかない。
ジョブズはそう訴えました。
2つ目は"愛と失うこと"について。
ジョブズ氏には20歳の時に創業したアップルを、その10年後に解雇され、全てを失った時代がありました。
しかし、彼は折れることはありませんでした。
もう一度挑戦者になろうと決意し、より自由にはばたき、その結果、アップルに戻ることとなったのです。
大好きだと思える事を信じ、貫く信念を持っていたからです。
彼は本当にやりたい事、自分が愛する事が出来る物を決して立ち止まらず探し続けることが大切だと語りました。
3つ目は死について。
がんと診断されたジョブズ氏は限られた時間の中で、決して時間を無駄にしてはいけないと考えました。
死に直面した彼だからこその言葉です。
大切なのは、自分の心と直感に従う勇気を持つ事。
自分以外の誰かに自分の時間を費やす必要はないという事。
そして最後にこの言葉でスピーチは終わります。
”Stay Hungry. Stay Foolish.”
”ハングリーであれ、愚かであれ。”
彼自身がそうありたいと願う言葉、そしてこれから自分の人生を歩む人たちへ伝える言葉でした。
ジョブズ氏はこだわりが強すぎるあまりに、人間関係がうまくいかず、何度も困難に見舞われました。
それでも自分のつくりたいものにとことんこだわった結果、私たちは今、日常生活で彼の恩恵を受けています。
失敗も愚かさも人生には必要。
先の結果など誰にもわからない。
桜子がいつか理解できる年になった時、ジョブズ氏のこの動画を観せてあげようと思います