長男小ネタシリーズ3話目です
会食は焼き肉店にしてもらいました
「長男の彼女も今後、一緒にYouTube動画を制作するので(しないよ)一緒に連れてっていいですか」
「いいですよ~」と了承を得て、普段ロクなものしか食べていない2人の貴重な夕食をゲット
そして、いざ会食。
ちなみに、相手企業の常務は私よりずっと年下の男性です会社の№2のデキル男
とりあえず食事から。
今まで食べたこともないような特上カルビや特上タン、ユッケなど、金額が高いお肉をたくさん注文していただき、長男とはるちゃんは会話もそこそこにガッツいていましたこんなの食べたことない~って
ただね、私その時、過敏性大腸炎の絶不調の真っ只中
水分以外の固形物を何日も食べられない日が続いている中での食事会だったため、おっかなびっくりで恐る恐るしか食べられませんでした
せっかくの高級焼き肉。
体調が良くなってから食べたかったのが本音
さて、一通り食事も済んでくると、肝心の話し合いに移行。
ここで長男が口を開きました。
「YouTubeより、先にtiktokをやった方がいいですよ」
YouTubeには詳しい常務も、tiktokには詳しくありません。
なぜtiktokをやればいいかという内容を、長男は順序立てて話し始めました。
どういう動画が今人気なのか。
なぜそれが人気なのか。
どういう作り方をすればバズるのか。
そして、tiktokで認知度を高めてからYouTubeに誘導して成功している企業の事例まで出してきました。
30分くらい、一人で大演説を展開しました。
私はそれをポカーンと聞いていました
内心「スゲーわ、コイツ」と思いながら。
私、今でこそプレゼンは経験を積んで百戦錬磨で得意になりましたが、10代でなんて絶対できなかった
オドオドしっぱなしで、話を整理することもできないし、さも自信ありげに自分をみせることも不可能
その点、長男はそれを最も得意とするところ
これが、自己肯定感高すぎ男のなせるわざなんでしょうね
自己PRはお手のものなので、だからこそ芸能界のオーディションにも何度も受かったんです。
私が努力して努力して、十数年かけて得たものを、長男は最初から持っている。
まあ、その分不得意が目立ちすぎてプラマイゼロなのが難点だがむしろマイナス
長男のプレゼン能力は、常務も高く評価してくれ、
「さすがさくらさんの息子さんですねこれは面白い」
と大乗り気になりました
👆先入観で私の子供がバカなはずがないと思ってる。ADHDとアホなのは知らない
そこで、すかさず私も合いの手を入れます。
「買っていただいたMacをすでに長男に渡しました。
初めて触ったんですけど、すでに無料の編集ソフトもダウンロードしていて、熱心に勉強しています。
若者の吸収力はすごいです」
「是非長男君に編集担当をお願いします
足りない機材があれば買い足すのでなんでも言ってください」
「いや、お言葉ですが、今足りないのは機材ではなくアイディアです。
高価な機材を購入するならば、そのお金を人件費として私にください。
これは貴重な先行投資ですよ
この業界でまだやっていないことを先駆けて始めるのは今しかないです。
そのアイディアをうちの長男は豊富に持っていて、それを私が監修します。
安売りはしませんが、その対価分の働きはできるとお約束します」
私も自分自身を商品化して売り込むことを長年仕事にしてきたので、まぁ、口がうまいうまい
ハッキリ言って対価分の働きなんて自信ないョ~
そして、それ以上に、長男のプレゼン能力にも感心しました
普段は本当に困ったくらいアホな奴だけど、得意分野にかけてはやはり力を発揮できるもんなんだなー
頭の良い常務を納得させて、社長と相談して返事をする、ということでその日は終了しました
ということで、私と長男がタッグを組んだセット売りは、見事大成功を収めました
後日、社長からもGOサインが出た上で、今は事業計画書を作り、助成金を申請している段階です。
仮に助成金がなくても企画の進行に影響はありませんが、助成金が通った方が、私(&長男)へのギャラがアップするからよりラッキー
さらに、企業のこのPRが成功してもしなくても、「業界に先駆けて試みたこと自体に意義がある」ということで、結果をそこまで求められていないのも、プレッシャーが少ないメリットです
この新しい試みが長男の自信(と収入)につながってくれるといいな
そして私はというと、焼き肉を食べた翌日、激しくおなかを壊して胃腸科内科へ駆け込みました
病院受診を勧めてくれたのは実はこの常務
過敏性大腸炎の診断が正式についたのはその時です
という最後に痛々しいオチ
👇この記事ねいろいろと伏線があるのよ
おかげさまで桜子もプロテインを毎日順調に飲めています
次回は読者の皆さんオススメの新しい味にも挑戦する予定