この夏に受けた、ナベプロ新人発掘オーディションの続きです
おそらく数千人規模で受けたであろうオーディション。
長男は二次審査のｚｏｏｍ面接に進み、ＢＴＳの歌とダンスを披露しました。
結果は合格
来年度のナベプロ養成所に入所が認められ、
卒業後、デビューの道が開かれるかもしれないということでした。
しかし、そんなの辞めなさい。金のムダ
という私のツルの一声で
またもや阻止されてしまった長男。
素直に私の言うことを聞き、
養成所入所をお断りするメールを送ったようです。
すると数日後、担当者の女性から私に電話があり、こんなことを言っていました。
「今回、グランプリ
を獲ったのは、即戦力となる子でした←小さい頃からレッスンを積んでいたと思われる
でも、長男君も、素人ながらにかなり良い線までいったんです。
顔もアイドル向きだし、何より人に好かれるカリスマ性のようなものがあります
これは、いくらレッスンを積んでも、多くの子が手に入れられない、生まれ持った素質です。
ダンスやボーカルレッスンを積めば、間違いなく数年後にはデビューできると思います。今諦めるのはもったいないです」
と、ナベプロ養成所の入所を勧めてきました。
まあ、自分の子がこんな褒められ方をして悪い気がするわけはありません。
でも、そんな口車に乗る私でもありません
丁重にお断りしました。
本当に芸能界に向いているなら、養成所に入らなくてもデビューできる子もいる。
養成所に入るとしても、本当に入ってほしい人材なら、特待生扱いになるはず。
親としては、確実にモノになるかわからない学校に、大金を出すことはできない。
担当者は次の手を提案してきました。
「金額的なことが問題であれば、親御さんの名義でローンを組んで、養成所を卒業後、お子さんが親御さんに毎月返済する手もあります。
実際、そのようにしている未成年のお子さんもたくさんいらっしゃいます」
私は鼻で笑ってお断りしました。
「それはありえません。長男は私が貸した千円ですら、しらばっくれて返さないような子です。100万単位のローンなんて、返すはずがないです。
日頃のだらしなさが仇となっているので、全く信用はできません」
「えっ、そうなんですか？
どうしても前向きに考えてはいただけませんか」
「残念ながら、自業自得なので、私の考えが変わることはありません。
本人がどうしても入りたいというのなら、自分のお金で入ればいいと思います」
少しだけ救いの道を残してあげた優しい私
その後、担当者は長男と電話をかわり、
長男は頑張ってお金を貯めて入所したい旨を伝えていました。
👆絶対貯めないよ。わかってるもの
長男のＡＤＨＤの特性上、
一番の問題点がお金にだらしないというところ。
これはおいおい詳しく書こうと思いますが、
先読みのできない特性なので、
今、目の前にあるお金をあるだけ使ってしまうのです。
なので、一人暮らしは絶対にできないと思っています。
アルバイトをしても、常にお金がないのもこういうところが原因。
なので、信用してお金を出してあげるわけにはいかないんです。
この話を後日、知人にしたら
「そこまでの大金じゃないんだから、専門学校に入れたと思って、投資してあげたらいいのに」
と言われました。
まあね、それも一理ある。
でも、子供の頃から勉強の努力を一切せずに、
ひたすらラクな道を突き進み、
塾代も全てドブに捨ててくれた今、
好きな道のためにお金を出してくれと言われても、
出すような甘々な私ではありません
いざとなったらもちろん救いの手は差し伸べますが、
今は少し努力と苦労を学ばせたいと思っています。
私にひたすら芸能の道を阻まれ続ける長男
次は何のオーディションを受けるのでしょうか
超久しぶり。
桜子のお絵描きコーナー
先日、隙間時間にササッと描いていた落書きのようなお絵描きですが、
最近画力がメキメキと上がっています
空間認知能力が高いと、
これだけの絵が描けるんだなぁと感心します
学校でも桜子の絵は人気のようで（クラスのお母さんから言われました）
男子からも女子からも「絵を描いて
」と言われ、
その場で描いた絵をプレゼントしているそうです。
まるでサインのよう
今のところ、学校では大きな問題行動を起こしていないので、
このままやり過ごして2学期を無事終えることを母は祈っています