ピアノコンクールの予選会が行われました。
身バレ防止のために日程はずらして書いております
この日のために、黙々と、黙々と、毎日ピアノに向き合ってきた私たち。
結果は、参加者の中から1割しか入ることのできない特別賞
をいただき、
見事予選を突破しました
コンクール直前の週は、最終調整のために4回も教室に通いました。
私も仕事でヘトヘトになって帰宅した後、
家でピアノの練習をして、教室でレッスンして、帰ってきてまた確認練習。。。
正直、死ぬかと思った
あまりのハードさで、ストレスから急性胃腸炎になり（私が
）
コロナ以降初めて病院にかかって、点滴してくる始末。。。
私の話はさておき
桜子もストレスがあっただろうに、
学校で問題行動を起こすこともなく、
先生の指示を素直に聞いて真摯に取り組んでいました。
コンクール前日の夜。
この日も先生のところでレッスンが行われました。
ところが、肝心の桜子、ボーっとして話を聞いているのかいないのかわからない
先生もそれに気づいていましたが、
ここまで来たら態度を注意しても意味がない。
終始、無駄な時間が過ぎていきました。いくらかかってると思ってるんじゃ
教室を出て、
「どうしたの？全然やる気なかったでしょ」と言うと、
突然、桜子がワンワン泣き出しました
「明日の本番が怖い
失敗したらどうしよう。みんなに笑われるかもしれない。
そう思ってたら集中できなかった」
こんなナイーブな一面があったなんて。
普段の女ジャイアンはどうした
これまで桜子はピアノのコンクールに、予選本選含めて計5回、
バイオリンやピアノの発表会では6回出場しています。
過酷な小学校お受験も経験しています。
いずれも失敗したことは一度もなく、
本番では120％の力を発揮できる子です。
👆本当にうらやましい。私、本番で大失敗続きの人生です
「大丈夫だって
たとえ失敗したって、堂々と弾いていたらわからないよ。
桜子が一番うまいって、ママ、信じてるから」
と、珍しく優しく励ましました。
だってここまで来たらこう言うしかないんだもん
そして当日。
前日大号泣してスッキリしたのか、
桜子は落ち着いて本番に臨んでいたようです。
私の方が心臓が飛び出しそうなほど緊張しました
本番のピアノの出来は、
最高。。。。とは言えませんでした
ただでさえ速い曲がどんどん加速し、
指が追い付かず、何度ももたついたんです
速すぎて丁寧さと正確性が失われ、
雰囲気だけキレイに弾けたような状態になりました
それでも、謙遜なしに言えば、
桜子と他の出場者との間には、表現力の差が大きく開いていました。
これは、桜子がすごい、というのではなく、
指導した先生がすごいの一言に尽きると思います。
先生の曲の解釈は、
クオリティの高さを求めるあまり難易度が高くなってしまいますが、
努力の末にその要求を満たした時の演奏は、
他の追随を許さないほど表現力の高いものになるんです。
桜子の演奏終了後、
観客席からの拍手は一際大きなものに感じました
私の前の席に座っていた他の保護者のパンフレットをこっそり覗くと、
桜子の名前に
が書いてありました。
保護者達は、入賞しそうな子にこうやってチェックを入れるんです。
嬉しすぎた
そして、結果は前述のとおり、特別賞
さて、次は、広地域から地区予選を突破した子たちが集まっての本選です。
後日、他の本選出場者たちの録音した音源を聴かせてもらうと、
やはりとても出来が良く、
中には桜子と同じ選択曲を弾き、
桜子よりも上手に表現できていた子もいました（私の主観）
去年は同コンクールで3位以内に入賞できました
いただいたトロフィー🏆の高さは1メートル以上の立派なもの
予選を突破した以上、「賞に関係なく頑張る」とか綺麗ごとを言わず、
親子で上位入賞を狙っていきます。
イチから猛特訓になるなぁ
（勉強にもこれだけ熱意を出せればいいのだけど）
とか、大きな決意表明をしてる割に、
またストレスで急性胃腸炎になったりして
さくらのmy Pick