前回の続きです。
児相の虐待課職員が自宅に訪問することになり、
長男に日にちを告げた私。
すると、長男、私に謝りました。
「大変なことになってごめんなさい」
事件以来、私も呆れまくってほとんど会話をしていなかったのですが、
なんで児相に通報したのと聞くと、
「なんとなく誰かに愚痴を言いたかった。
自分が悪いのか、お父さんが悪いのか、大人の人に聞ききたかった」
(おめーが悪いに決まってるだろと心の声)
「じゃあ、なんでわざわざ児相に電話したの」
「頭にパッと浮かんだから」
それだけかー
そうか、「児相」というキーワードが身近な存在だから、
相談ということで電話をしてみたら、
まさかのオオゴトになって本人が慌ててるというわけか。
しかし、こういう短絡的なところが、思いっきりADHD&アホ
いや、ADHDだけならまだしも、
知的に決して高くはないから←遠回しな表現。ズバリ言うと低い
物事の良し悪しも自分でうまく判断できない。
(性格はいい子だから、全て『善』と思って行動する。
それもどうしたもんだか。。。。)
そして、当の本人、夫の様子はというと、
私が逮捕されるかもよとおどした伝えたばかりに、
「おおっ!児相でもなんでも来いっ!逮捕上等だ」
とイキってました(笑)
そして、訪問当日。
虐待課から男性2名が訪問しました。
感じの良い穏やかめの40~50代の方。
夫、キンチョ~で顔が引きつってます
まずは長男の部屋へ行き、長男から詳しく事情聴取をした後、
居間で私たち夫婦に聞き取りを行いました。
ちなみに、事件の日については、長男とは一度も話し合っていません。
口裏を合わせたようなことになってもイヤだし、
長男の考えも特に聞きたくもないから。←アホすぎて私がゲンコツ追加したくなる
すると、虐待課の職員、こんなことを言いました。
「今回は、起きた事実の聞き取りが、息子さんとご両親のどちらからも
相違ないことがわかりました。その上で、息子さんは
自分が悪いのに、キレてお父さんに向かっていったことを反省しています」
そうなんです。実は先に突進してきたのは長男の方。
夫はそれをうまくかわして、はっ倒したのでした。
(まるで相撲の取り組みを見ているようだった。
突き出し~みたいな)
息子が本気でキレたのを私も初めて見て、びっくりしました。
私「息子はADHDと若干自閉があり、自分の都合の良いように
考えるところがあります。今回の喧嘩の発端もまさにそれでした」
「我々児相としては、一方的な暴力かどうかを調べにきたんです。
今回はお互い反省しているようだし←夫は全くしてない。むしろ怒りが増してる
我々は退散するので、あとは親子で話し合ってください」
「でもお父さん、暴力はダメですよ」
と一言、苦言を呈されました。
暴力は確かにダメです。
でも、今回のは「暴力」にあたるんだろうか。
逆に聞きたい。
反抗期の男子に口で言って、冷静に理解してくれる子がいるんでしょうか。
むしろ、父親と取っ組み合いをした経験のある男子の方が多いのでは
長男の友人は、お父さんから背負い投げ~(イッコーさんじゃないよ)されてました。
そこから父親という存在が怖くて反抗しなくなったと聞きました。
今回のは、長男が父親を完全にナメてた結果。
一応夫をかばっておくとすれば、
夫も一家の主の威厳を保つための愛あるゲンコツ&はっ倒しでした。
長男の壮絶反抗期ぶりは、またの機会に書きたいと思います。
何度「お前なんか産むんじゃなかった」という言葉が飛び出したことか。
(私もホントたいがいですね。毒母です)
逮捕されずに済んだ夫は、隠れて安堵の表情を浮かべながらも(笑)
「ごめんなさい」と言う長男をガン無視。
怒りは何日経っても収まらず、
結局、3ヶ月近く経った最近になって、ようやく長男にちょっと話しかけるようになりました。
やっと家庭内の空気が戻ったワ
そして、私はというと、この事件以降、
児相に足を踏み入れてません
どうせ噂が広まっていて、恥ずかしすぎる
こうやって、私は桜子と長男に包囲網を狭められ、
どこにも居場所がなくなっていくのだわ