子供がいろいろなことを理解できる年になった時、

障害を伝えることについてどう思いますか!?

 

 

伝える派、伝えない派、意見は真っ二つに分かれると思います。

私の周囲でもそうでした。

 

 

私は断然伝える派です。

なぜなら、私が一番恐れているのは子供の二次障害あせる

 

 

自分の特性に気づかずに思春期を迎え、

生きづらくなって心がパンクし、引きこもりや自傷行為に走った後で

「実は発達障害だったんだよ」と知らされても、後の祭りだからです。

 

 

現在高校2年生の長男には、ADHDの診断が下りた小学5年生の時に伝えました。

本当は年長で病院にかかっていたんですが、健常だと誤診され滝汗

4年生で「やっぱりこの子おかしいプンプン!!」と思った時には、発達検査に1年待ち。

結果、11歳まで放置という状態になってしまいました。

 

 

長男は基本おちゃらけアホ男子です真顔

でも、そのアホ男子なりに、真剣に伝えようとする私の話に耳を傾け、

自分の苦手を知ろうと努力してくれました。

 

 

アホなゆえに素直すぎるので、自分の特性もすんなり受け入れ、

 

赤ちゃん「わかったよー。これから気を付けるねー」

👆こうは言いつつ、気を付けた試しがありませんがゲロー

 まぁ、自分が普通じゃないことは知っておいてくれ。

 

 

 

長男のADHD(自閉傾向あり)の特徴は、

 

 

☆片付けが苦手

☆時間にルーズ

☆忘れ物が多い←多いじゃ済まない。ほぼ全部頭から抜けるムカムカ

☆2つ言われたら1つ忘れる

☆お金を上手に使えない札束(あるだけ全部使う)

☆ルーティンワークが苦手

☆じっと座っていられない

☆注意力散漫

☆衝動的な行動←道路で飛び出して2度車に轢かれました。バカめムカムカ

☆空気が読めない(人の気持ちがわからない)

☆意味がわかったふりをして全く理解ができていない

☆会話が成り立たない(私とは特に)

 

 

あー、思い出しながら書いていたら、アホすぎて腹立ってきたムキー

ちなみに、この上記の特徴は、いまだに改善されていません。

 

 

とりあえず学校生活で一番困るのは、

忘れ物が多いことと、机の中やランドセルの中がゴチャゴチャなこと。

よって、学校からの重要書類が私の手元に届かない可能性が大。

 

 

稀に私の元に届いたとして、私の書いた書類が再び担任の手に渡るかは、

これまたロシアンルーレット並みの賭けが必要笑い泣き

 

 

 

ADHDの診断後、私は本人に障害を告知して、担任や教頭たちにも伝え、

(同級生や保護者には言いません。いじめが起きかねないからあせる

長男にかかわる大人たちみんなで協力し合い、サポートを続けました。

 

担任は私がチェックしなければならない書類はその都度電話をくれ、

教頭は毎日下校後、長男の机の中をチェックしてくれました。

 

 

 

ところで、長男のクラスには、親も気づいている発達障害の子供が

他に2人(男お父さん1人女お母さん1人)いました。

その親たちとも情報を共有し合っていたのですが、

2人とも頑なに本人への告知を拒んでいました。

 

 

お母さん「障害だと本人が知ったらかわいそう」

お父さん「こんなの世の中にたくさんいる。たいしたことない」

お母さん「子供の口から広まったら世間体が悪い」

お父さん「将来嫁に世話させようと思うから、別に今だらしなくてもいい」どうしたらこんな考えになるのでしょう滝汗オソロシヤ

 

 

この2人がその後どうなったかというと。。。。

 

女の子は6年生の秋から友達関係がうまくいかなくなり、不登校。

中学受験をして学力の高い中学に行ったものの、

新しい環境でも人間関係が作れずに、

学校に行ったり行かなかったりという風の噂。

 

 

もう一人は、魔の中2で二次障害を発し、

鬱&引きこもり&家庭内暴力三昧。

それでも母親、世間体を気にして心療内科にも連れて行かず。

「なんでこうなるまで俺を放っといたんだ!」と母親にブチギレ。

壁は穴だらけ、母親は手足を何度も骨折。

暴力をやめさせるためゲームを与え放題。

その結果、17歳の今も引きこもりです。

 

 

 

そんな頃、我が家のアホ長男はどうしていたかというと。。。。

 

赤ちゃん「俺、障害あるけど、いろんなこと苦手だけど、それがなにか!?ニヤニヤ

 

と完全に開き直り、持ち前のおちゃらけを発揮して、

楽しい楽しい中学&高校生活を送っています。

(とりあえず狙い通りということにしておこうあせる

 

 

そして私にも、

赤ちゃん「自分は教えてもらってよかった。

  学校でも怒られ続けてイヤになったりしたけど、

  努力してもどうにもできないこともあると割り切れた。←割り切るなびっくりあせる

  引きこもりになった〇〇は、自分自身に苛立って苦しんでいたからカワイソウ

と言います。

 

 

 

子供だからと侮っちゃいけない。

告知されてはじめは傷つくかもしれないけれど、

👆 うちのアホは別に傷つかないÝO!!

やがて障害を受け入れる覚悟がつくものです。

 

そうすれば、生きやすいように自分で工夫していくこともできます。

 

 

「自分が何者か知る」というのは、とても大事なこと。

癌の告知と同じで、知る権利があるというのが、私の持論です。

 

あまりに繊細だと一生知らなくてもいいのかもあせるそこはケースバイケース。

 

 

牛しっぽ牛からだ牛からだ牛からだ牛からだ牛からだ牛からだ牛からだ牛からだ牛からだ牛からだ牛あたま

 

 

ということで、先日、1年生じゃまだ早いかなーと思いつつ、

桜子にも告知しました。

アスペルガーという障害があること、

その特性によって、自己中心的になりやすかったり、

自制が利かないこともあると。

 

だからその悪行は性格の悪さだけが原因じゃないんだよニヤニヤ

 

 

理解できる頭があるからこそ、自分の特性を理解して向き合ってほしい。

主治医から言われたように、

知能の高さと精神年齢の大きな開きの空洞を、

知識として埋めてほしい。

 

そんな母心がありましたお願い

 

 

 

 

すると、なんということでしょうキラキラキラキラ

桜子は劇的な変化を遂げましたグッ

 

 

 

ちょっとした拍子に怒りスイッチが入ると、

 

ムキー「どうせ私のこと、障害者だって言うんでしょ!!ムカムカムカムカ

 

と言うではありませんかゲローゲローゲロー

 

 

 

母の険しい道のりはまだまだ続きますチーン