昨年末、専門病院でWISCの検査を受けて、
晴れて「アスペルガー症候群」、IQ134と診断された桜子ですが、
初めて病名がつけられ、
母としては、この診断に納得した半面、
おおいに疑問を持っています
なぜ疑問に思ってるかに関しては、後日改めて書きたいと思います。
ちなみに、WISKと田中ビネーでは検査結果に10くらい差が出るそうですね。
田中ビネーで受けていたら、
桜子はIQ144ってこと
は、はきそう ムリムリ
今回は、発達検査の遍歴について。
桜子はこれまで簡易も含めて4回発達検査を受けています。
そのうち知能検査は2回。
初めて発達検査を受けたのは3歳ちょうどの時でした。
実は私、児童相談所の関係者でして、(職員ではございません)
親しい児相職員に気軽に検査を頼みました。
なぜ受けたのかというと、
この頃、桜子は感情(主に怒り)のコントロールができず←今もだけどネ
保育園で手が付けられない状態で、
副園長先生が桜子のためにアンガーマネジメント講座に出向くほどスミマセン
スイッチが入るとお友達にたたく、つねるの他害行動に出ていました
(こうやって過去を振り返って言葉にすると、あの時のつらさがよみがえる。。。
いやいや、やられた子の親の方がつらかったでしょう)
発達検査の日、桜子は私の知人ではない、50代くらいの女性心理士に連れていかれ、
2時間ほど検査を受けました。
結果、IQ125。くらいだった気がする
少し安堵しました。
IQが高ければ高いほど、人と違うことが多く、困難な人生になるのは必至。
もちろん良い方向に進む人もいますが、
精神的な問題を抱えるこの子には、試練が待ち受けていると思っていたからです。
これなら、一般的には「クラスに2~3人いる頭のいい子」程度。かな
注👆ここから4年間でIQが10伸びているのは、
本来持っている「語彙力」がまだ開花していなかったせいかと思われます。
3歳だから筆記式の検査じゃなかったのもあるし。
この時の心理士さんのお話はこのようなものでした。
「桜子ちゃんの知能は、2歳上(つまり5歳・年中)と考えて良いです。
今行動面で問題を抱えているのは、
知能が高い割に、精神面が年相応だからです。
これは、知能の高いお子さんがよく抱える問題で、
この2歳分の差に、本人も苦しいことが多いです。
でも、成長とともに精神面が知能に追いつくので、
問題行動も少しずつ減っていくはずです」
よかったー
とっても安心させられました。(この時は)
さらに、心理士さんの言葉は続きます。
「絵も描いてもらいました。
ピンクでハートをたくさん描いていて、
愛情いっぱいで育っている証拠です。
精神面で懸念されるものはありません」
👆 この頃、こんな絵ばかり描いていました。
作品名「だいすきなママ」
を描くのが流行だっただけかもしれないが
心理士が子供を鑑定する場合、絵を重要視します。
虐待を受けたり、精神的不安定な子は、必ず絵に表れるからです。
(この件はまた違う時に詳しく話したいと思います)。
桜子のことで不安モロ出しな私は、優しく優秀な心理士さんに、
子育て法を肯定され、励まされ、
カウンセリングを受けた後のように晴れやかな気持ちになって、
児相を後にしました。
でも、桜子のキレやすさやお友達への他害行動は、一向に直る気配もなく、
私の努力も虚しいまま、時だけが過ぎてきました。←そして現在に至る
思い出しながら書いていたら、気分がダウナーになってきました。
改めて桜子の育てづらさに嫌気がさしてきます。
でも、備忘録のために、頑張れ私
最後に桜子の作品紹介。
ゆうべ、10分くらいでサササーっと仕上げた大人の塗り絵。
正確にきっちり塗らないのが、最近の彼女の流行だそうで、
本人曰く、名付けて「サッサ塗り」