エベレスト制覇1 | さくらんぼブービー オフィシャルブログ powered by ameba

エベレスト制覇1

 1999年4月、
我々さくらんぼブービーはエベレストの初登頂の挑戦をした。
今まで日本国内の山とゆう山(特にのこぎり山)を制覇してきた我々さくらんぼブービーだが、
今回は世界最高峰の山のチャレンジとゆうこともあり、
準備は万全に整えておいた。

4日分の食料、10日分の水、眼鏡、掛け布団、敷布団、胃の薬…。
チベットから車で49時間、
エベレストの麓にやっと到着したころには、
2日分の食料がすでに無くなっていた。登頂は順調に進んだ、
「山の天気は変わりやすい」とゆう言葉があるように、
突然の雨や雪には悩まされたものの、
車に乗っていたとゆう事もあり、直接ダメージを受ける事は無かった。
標高が500メートルを過ぎた辺りだった、
世界最高峰のエベレストが突然我々さくらんぼブービーに牙を剥いたのだ!
車のガソリンが底をついてしまったのだ…!!

それまでBOOWYの「鏡の中のマリオネット」を何十回も繰り返し大熱唱していた木村も
死んだ様にテンションが下がってしまった。

「仕方が無い、ここから歩こう」

木村が言った、間違えて苦い物を口にしてしまった様な顔をして鍛冶が木村を見た。
車の扉を少し開くと、ボフッっと音を立てて想像を絶する様な冷たい空気が車内に滑り込んできた。
Tシャツ一枚で登れる程甘い登山では無い事をお伝えする名刺代わりの様に、
車の中を一瞬で冷蔵庫に変えてしまった。

車内からエベレストの頂を恐る恐る見ると、
まるで弁慶が「この橋は渡らせんぞ」と
橋の真ん中で仁王立ちし、こっちを睨んでいるかの様に見えた。

この旅を開始して3日目、初めて鍛冶が口を開いた
「これだけ寒かったら、来年の8月はどれだけ寒いんだろう」と…。

つづく…

こんなふざけたお話しを、前のブログで書いていました。
前とはちょっと書き直していきますので、
もの凄ーく暇な方は読んでみてください★