やっとクモ膜下の後遺症、手術の後遺症にも慣れて(あきらめもあり)
「各駅停車」な人生にも折り合いをつけ始めた頃のことです
それまでのわたしは自称「新幹線」だと、あとから考えたらそう思いました
新幹線は早くて効率的だし、やりがいもある
だけどその間にも駅はたくさんあるってことに気づいたんです😊
その駅をひとつ、ひとつ確かめながら行くことに楽しみを感じ始めた😊🍀
そんなある日のことです
首に違和感を感じました
痛い、というほどではなく、寝違えた感じでした
そのうちに治るだろうとたかをくくっていましたが1週間経ってもよくなりませんでした
それどころがちょっとずつ悪くなっている感じでした
でも寝違えだと思っているわたしは医者に行くという発想はなくて(もうちょっと様子をみてみよう)と悪い癖💦
今までいくつもの経験をしてきたはずなのに。治らないものです💦
やがて1ヶ月経ち、さすがにまずいと思って整形外科を受診しました
そのころには突然痛みが増していました
とにかく痛い😖💥
近所で名医と言われていた整形外科を受診
レントゲンをとりましたが、【異常なし】でした・・・
「単なる寝違え」だろうと。
でも治らないし、こんなに痛いのにおかしいと思ったし、痛さが我慢できない激痛だったので
セカンドオピニオンをお願いしました
最初は「え?(わたし名医なのに?)」という反応
でもわたしはMRIを撮りたかったのです
その整形外科ではレントゲンしかありません
それに・・・患者さんが高齢者ばかりというのも気になりました
どこを紹介しますか?となったので
わたしがお世話になっている小さな脳神経外科をお願いしました
記憶が正しければ、K大学病院から派遣されている整形外科医がいたはずです
セカンドオピニオンはとってもいい制度だと思います
別の日、その病院に行くとやはりK大学病院から派遣の医師がいました
「どうしましたか?」
「首の寝違えが治りません」
「それ、寝違いじゃありませんね。MRI撮ります」
結果は「胸椎神経しょう腫」という病気でした
胸椎の中にある神経の束のうちの数本を腫瘍が取り込んでしまっているということでした
解決は「手術」
神経の束を切って腫瘍を取り除くそうです
外科的手術しか方法はないのだそうです
早ければ早い方がいいということでした
なぜなら進行すると歩けなくなったり、排尿できなくなるから。
もうびっくりでした
その場で決めかねたのでそれを伝えると自分は派遣なのでいつもいるわけではないから
手術の承諾書を置いておくので決心がついたらいつでもK大学病院に入院できるように取り計らうとのこと。
そこで調べると、脳神経外科でも診ると書いてあったので
別日、クモ膜下を担当してくださった例の救命救急センターの担当医に相談しました
(その先生に今もみていただいています😊後遺症がありますので引き続き、という感じです)
すると大学病院の脳神経外科に胸椎神経しょう腫のスペシャリストがいるから、と紹介状を書いてくださいました
その後、わたしは悩んだ末脳神経外科の先生に診てもらっていたのですが
解決方法が全く違いますので参考までに記事にした次第です😊
■整形外科の場合 手術で治す 手術のやり方 神経を分断して腫瘍を取り除く(歩けなくなる可能性がある)
■脳神経外科の場合 経過観察をする 治らないと医師が判断した段階で手術 神経はそのまま腫瘍をスプーンでこそげとる
その場合1本1本の神経の動きを確認しながら手術を行うので分断はしない
どちらも一長一短があり、どちらがいいとはわたしにはわかりません
ただ、わたしの場合ですが経過観察中に腫瘍が細胞に取り込まれて固まりましたので打ちきりとなりました😊
そういうこともあるので、おそらく先生は経過観察をしていたのだろうと思いました
経過観察は3ヶ月に1度の高度MRIの撮影です
この腫瘍が神経を取り込みながらフラフラしてる間は激痛がありました
せっかく杖なしで歩けるようになったのに、車イスに逆戻りでした💦
でも倒れたときと違ったのは自分のからだを信じて毎晩腫瘍に話しかけることができたことです
「わたしの腫瘍ちゃん❣️あなたはわたしの1部なんだからわがままを言わないでどうかみんなと仲良くしてね❣️」
3年したら腫瘍が背中側に行って、いい細胞に取り込まれておとなしくなり、経過観察も終わりました😊
それがよかったかどうかわかりませんが、あとは自分で栄養をまんべんなく取って運動をしました😊
今は漢方薬でほとんどいたくないです😊