歩けないという事実がわかったときはなんのことなのか理解できませんでした


記憶として歩けた記憶があるので足が動くような気がして・・・


でも右足は全くうごかない・・・・


手でさわっても感じません


どうしたんだろう?


頭は混乱しましたがあきらめも早かったのは脳がまだ回復していなかったかもしれません


その頃には病室もナースセンターの正面で扉を開け放してはいなくて2、3室離れた部屋に移っていたそうです


移動したときもそのときの話も全く覚えていませんがベッドから見える場所にたくさんのお見舞いの品が


見えるように飾られていました😊


寄せ書きもありました


1番嬉しかったのは「千羽鶴」でした


本当に千羽いるんだ、と家族が話しているのを覚えています


時々、ボランティアの方が来てくださりました


わたしは手術の後遺症で頭痛でしゃべれないときがありましたのでいらしてもただ手をにぎってくださったり


気分転換に車椅子で病院の庭を散策してりしました


お二人、特に記憶に残っている方がいます


ひとりは大学生のお嬢さん


みうちのからだに障がいのある方がいらっしゃるので車椅子の扱いに慣れてるから安心してください、


から始まり、色々な学生らしい希望と夢のお話をしてくださいました


楽しかったなあ。顔を見合わせていなかったからおそらく今すれ違ってもわたしは気づかないでしょう


志の高い方だったので今ごろは病院で活躍されていると思います


もうひとりは「大病」をされたというご婦人


自分の病気の話をしながら手をにぎってくださっていました


「きっとわたしのように元に戻れるはずだからあ。だいじょうぶ」


優しい雰囲気の方でした


残念ながら頭が痛くて目をじっと閉じていたのですれ違っても気づけない


直接お礼をいいたいいけれど人生にはそういうことってたくさんあります


知り合いの方からすてきな言葉を教わりました


「恩返り」


自分がしていただいたことをわたしのように困っている方がいたらそっと寄り添ってさしあげる


そっと手助けしてさしあげる


そうすると巡りめぐって、わたしがお礼をしたい方のもとにも同じような現象が起きるらしいです




現在のわたしは少し右足はひきずりますが、歩けます😊


わたしの場合ですがだんだんと神経がつながっていったようです


脳ってすごいのか医療もすごいのか・・・・


家にいることが多いのでリビングは自分の快適なようにさせてもらっています


すきなものに囲まれていると癒されます😊ほっこり🍀


小さなノートを買ったので、目に留まった素敵なページや広告を貼っています


これは先日取り寄せた紅茶についていました


「Suki」なんて、素敵な名前に惚れました❣️