息子は、病気をするまで、ピアノを習っていました。
3歳から始めたので、8年間になるんですね~。
決して器用ではないのですが、真面目にこつこつと頑張っていました。
病気をしてからは、全く興味を持てなくなってしまい、ピアノに触れることもなくなりました。
その同じピアノ教室で、ご一緒していたお友達がいます。
彼も息子と似たのんびりタイプの男の子(*^▽^*)
同じ幼稚園で知り合い、
お互い別の小学校に進んでからも、
暇を見つけては、よく遊んでいました。
病後、なかなか連絡できず、ママとも彼ともお会いしてないので、
どうしてるかなぁと思っていたところ、
ピアノの先生から、発表会のお知らせを頂きました。
なんと、その男の子が、息子のために、曲を選んでくれているとのこと(ノ゚ο゚)ノ
「ぜひ聞きに来てください」と言って下さいました。
当日、ドキドキしながら、家族そろって発表会にうかがいました。
「大切な友達に感謝を込めて弾きます」
というコメントが流れました。
母は、もう胸がいっぱいで・・・。
選んでくれた曲、
「友よ~この先もずっと」
演奏中、涙が止まりませんでした。
息子は、じっと舞台を見続けていました。
演奏が終わってホールに出たら、
お友達とママが、駆け付けてくれました。
お互いをみて、少し恥ずかしそうに、にんまり笑うお友達と息子。
まるで時が戻ったかのよう・・・。
温かい人のつながりが、本当にうれしい。
感謝の気持ちを忘れず、
これからまた一歩一歩、進んでいきたいです。