茅花
枯野かな茅花の時の女櫛
西鶴
(かれのかな つばなのときの おんなぐし)
意味・・枯野の中に華やかな女櫛が落ちている
のが目についた。これは過ぎし春の野
遊びでつばなを摘みに来た若い女性が
西鶴
(かれのかな つばなのときの おんなぐし)
意味・・枯野の中に華やかな女櫛が落ちている
のが目についた。これは過ぎし春の野
遊びでつばなを摘みに来た若い女性が
落としたものだろうか。
注・・茅花(つばな)=茅萱。初夏、白い毛を
密生した花を咲かせる。若い花穂を
茅花と呼ぶ。甘味があり食べられる。
作者・・西鶴=さいかく。井原西鶴。1641~
1693。
出典・・元禄百人一句(岩波書店「元禄俳諧集」)
注・・茅花(つばな)=茅萱。初夏、白い毛を
密生した花を咲かせる。若い花穂を
茅花と呼ぶ。甘味があり食べられる。
作者・・西鶴=さいかく。井原西鶴。1641~
1693。
出典・・元禄百人一句(岩波書店「元禄俳諧集」)