前回の記事のお返事が遅れてしまい
申し訳ありません。

(全てお返事しました。
 ありがとうございます)

ブログが手付かずになっていました。

しばらく間があいてしまいましたが、
また更新していきます。


…………………………



予感①のつづきです。



妊娠が分かった時、

私は手放しで喜ぶことができませんでした。


それには
「医学部受験を控えている」

のと同時に、

「健康な赤ちゃんを産むことが
 できないかもしれない」

という不安が一気に押し寄せて
来ていたからです。



この不安はどこから来たのか
分かりませんが、

妊娠が分かってから息子を産むまで
(もっと言うと、
 産んでから息子の病気が分かるまでも)

ずっと 私の心の中に存在していました。






でも、夫と2人で
息子のエコー画像を見て


まだまだ小さな卵だったけれど
とてつもなく愛おしく感じて


せっかく私達の元に来てくれた命を
産まない選択肢はないと思い、





表現できない程の恐ろしい不安は
あるけれど

きっとこの不安は、
妊婦さんが皆感じてきたものだろうから


私だけの特別な感情ではないと

自分に言い聞かせて 産む決心をしました。






産む決心をしてからも、
私はいつも母にこう言っていました。

「赤ちゃんを健康に産んであげられない
 かもしれない。とても不安」


母は、
妊娠中は精神的に不安定になるから
その心配は一時的なものであると

私にアドバイスしてくれました。



私は、
時折 不安が波のように押し寄せてくると

母のアドバイスを思い出して
深く考えないように努力しました。



「不安を感じていたら胎教に良くない」
とも思い、

気を紛らせるために
必死で受験勉強をしていました。



そんな生活を送っていた ある日から、
(時期的には妊娠初期です)



息子は
私の夢に出てくるようになりました。





…………………………



妊娠が分かる前から、私はぼんやりと

「赤ちゃんは女の子だったらいいなあ」

と思っていました。



性別に特別なこだわりがあったわけでは
ないのですが、


私が自分の母と友達のように話せるので、

私も娘と友達のように話せたら
楽しいだろうなあと 思っていたからです。





その気持ちが夢に現れたのです。



夢の中で私は、

「赤ちゃんは女の子がいい!」
と、誰かに言っていました。


(誰に言っていたのかまでは
 分かりませんでしたが、家族に向かって
 言っていたような気がします)


でも、そう言っていた私のそばに



ふと気がつくと

2歳くらいの可愛い可愛い男の子が
こちらを見上げて立っていて、



「違うよ!僕が生まれてくるんだよ!」


と、一生懸命私に訴えていました。



その必死さがあまりにも可愛くて、

「そうなんだね、ごめんね。
 どうもありがとう」

と言って


ぎゅっと

その男の子を抱きしめる夢でした。




その後も息子は私の夢に出てきました。


出産直後、
私が男の子か女の子か確かめようとしたら
「男の子です!」と言われた夢、

私の赤ちゃんがいる!と思い
近づいて性別を確認すると男の子だった夢、


他にもあったかもしれませんが、
3-4回くらい夢に見た記憶があります。



私は夢で見た男の子が
あまりにも可愛くて、


「男の子も可愛くていいな」

と段々思うようになっていました。


と同時に、生まれてくる赤ちゃんは

男の子で間違いないと


次第に確信していったのです。


つづきます。