先日、ピアノを再開してから長きにわたりご指導いただいた先生の最後のレッスンがあった


大人になってピアノを再開し、最初に師事した先生で2002年から約20年

お世話になった


先生宅の猫たちに囲まれ、グランドピアノで緩く、楽しく、ポピュラーを弾いて、レッスンに通うつもりが、

いつからか弾く曲がクラシックに変わり、先生主導のレッスンになり、 先生につられて私の気持ちも本気度が増していった


選曲も先生主導

ツェルニー

バッハ ブルグミュラー ギロック ドビュッシー シューベルト等々


ショパンが弾きたいのに弾けないというジレンマをかかえてレッスンに通う日々もあった


でも振り返ってみると

その時々のレベルにあった王道の弾くべき曲を選んでいただいたことで、無理なくレベルを上げていくことができたのではないかと思う


今まで知らなかった曲もたくさん弾いてきたし、好きな作曲家に、とどまらず様々な作曲家の曲を弾くことができた


なんで最後になってしまったか


先生都合の無期休業


先生の息子さん(中学1年)がフランスに留学する😱🎹にあたり、一緒にパリに行くため


フランスでの音楽院の試験

フランスでの義務教育の学校の手配

アパートの契約

ほぼ先生がご自分で調べて実現させた


やりたいと思ったことは実行にうつす

やれるかやれないかは

やってみなければわからない


行動力のある先生に頭の下がる思い


私も先生の精神、取り入れたい


来週末、おさらい会があって

そこが本当の最後だけれど、レッスンは終わってしまった


お礼のお菓子と

感謝の気持ちを直接は上手く伝えられないと思ったので手紙にしたためお渡しした


それでもレッスン終わりには、やっぱり泣いてしまい言葉にならず…

大人げない 

どうも涙もろくて困る


大人の趣味のピアノでも妥協せずに

きっちりレッスンくださった先生


指摘も細かくて、時々モチベーションが下がってしまうこともあったけど

もう、レッスンに行けないとなると急に寂しさと先生のいない不安な気持ちにとりつかれている


でもきっと転機なんだろうと

自分のピアノをまた見つめ直すところにきているのかなと。


今年は家族、自分、親戚、色々な転機がたくさん

そういう年齢になったということなのだろう

今、出来てることがこの先ずっと出来るとは限らないからやりたいことは先延ばししない、挑戦する

そんな気持ちで日々過ごそうと思う