先日「美意識」の定期演奏会に参加した 会としては5回目、私は半年前の初参加を経て2回目


お仲間の方々がほんとうに優しく受け入れてくださり緊張なく過ごせる


演奏の美しさのみならず、演奏姿、生き様の美意識をも追求するという会。

 

とてもハードルの高いコンセプトだけど、できなくてもそういう場にいることで少しでも近づこうかなという気持ちになれる

 

今回の演奏会、どうしても参加したい理由があった


初参加の演奏会がとても充実していて

またお仲間に会いたい、演奏を聴きたいというのが1番だけど


開催されたサロンホール

ピアノ スタインウェイのフルコン



およそ10年前、

ロシアピアニズムの教室に入り、4年の間、毎年一度このサロンで行われた発表会に参加した

その後は教室を離れることになった先生に引き続き習うために教室は退会


大手音楽教室ではないけれど、複数の先生がいらっしゃる教室で合同発表会のようなスタイルの教室


耳の良い、演奏レベルの高い先生、生徒さんが(ピアノの先生や専門の学生さんなど)多く、その方々が選んだというだけあって良い会場とピアノというのはお墨付き


残念ながら当時は、そんな良さを感じることもできず弾くのに精一杯だったし、詳しくは書けないし、書くことでもないけれど、ピアノをめぐる価値観の違いなどを目の当たりにして、辛い思いもした


今回あらためて同じ会場で演奏して、自分がどう変わっているか確かめたい

辛かった思い出を捨てて、今回の演奏会演奏会の思い出を残したい


そんな気持ちもあった


リスト

コンソレーション3番

ため息


ホールのように豊かな響きはないけれど、会場の広さに見合った響き


ピアノもストレスなく申し分ない弾き心地だった


自分のいつもの打鍵の感覚とずれることもなく、鍵盤の細さとか、深さとか弾き心地に違和感をもたなかったのは久しぶり


コンソレーションは視奏で


まだまだ自分がこう弾きたいというイメージがない

録音を聴いたら、幼稚園児が一生懸命お遊戯しているような真っ直ぐで面白味のない演奏だった…

こんなでコンクールは問題外なのでこれから歌い方を考える

大人の憂いのあるお洒落な演奏にしたい


ため息は少し余裕が出てきたけど

荒削り 相変わらず跳躍を外す

多分前屈みの姿勢も影響している

細かいところを突き詰めないと、変わらないと思う


それでも皆様に前回よりも良くなっている、ピアノが鳴っていたなど感想いただけて嬉しくなる😹


ため息は今年、コンクールには出さないけど長く弾いていきたいなと今回弾いて強く思った 私のレパートリーにできたらいいなとも。

そしてある程度、自分が納得できたらコンクールに出すのもありかなと。


姿勢は…


まだ残念ながら背筋ピーンとはならず


弾く真似をして写真を撮ってもらうときは伸びてるのに、実際弾くときは前屈み


弾くときもいつもの弾く姿勢を強制的に変えないと。

その姿勢にしたときの違和感を馴らす

まだまだ課題


長くなったので

懇親会の事などはこの次に。