昨日から夏の特別講習 韓食技能士資格編が始まったんですよ。
それで 日本にも短い滞在で返ってきたんです。

おっちゃんが車のキーをもって会社に行ってしまって
タクシーに乗ることに。
目的地が学校なのでタクシーの運転手さんが
「何学んではるんですか?」
『お料理です。この年になってより深く勉強をしたくて』

 

「学びに年齢は関係ないですよ。僕の母もお料理が好きでね
 年齢は80歳を超えているんだけれど 今でも美味しいと聞いたお店に行って
 教えてくださいって 言うんですよ。
 ウェスティン朝鮮ホテルにも通ってましたよ。」

『え!!すごい。』

「何かをするのに遅いなんてないですよ。
 たとえ死ぬとわかっている2日前にだって 何かを始めていいと僕は思います。
 僕は50歳で あと5年ほどで子育てが終わるんです。
 タクシーの運転手って 意外と大変なんですけどね。あと5年。
 それから新しいことを始めるんですけど 遅いなんてまったく思ってないんです。
 したいことをする。
 完璧な準備なんて 若い人もそうじゃない人も できていることなんてほぼ無いじゃないですか。
 走りながら学び 進めていくじゃないですか。
 ずっと勉強ですよ。」

すごく簡単に書いちゃったんですけど、すごく勇気をもらった時間だったと同時に
いつも思っていることも心の中に大きく出てきたんです。

私の今の同級生が60歳超えているんですよね。
私からすると10年以上も年上の方が 勉強をするためにこの3月勉強を始めたってことに
私はすごく大きな希望を持てていて、そこに先生は私に「まだ若いから 今からたくさんのことにチャレンジして
韓国でもっと大きなビジョンをもって学ぶといい」って 言ってもらってるんです。
心が改めて温かくなりました。

そして帰りもタクシーに乗ったんです。
別のタクシーね。
これも偶然なんですけど、


運転手さんが
「娘にね 今からでも勉強をしろって言われるんですよね。教会に通っているんですけど牧師になれって。
 熱く言われたんですけどね、今から学ぶなんてね。。。。
 いろいろ考えて難しいことだから やめようということになったんですけどね。」

私は言いましたね。。。
「人間何かを学ぶのに遅いなんてことは無いです。
 たとえ死ぬとわかっている2日前だとしても。。。。」

マルパクリやないかい。ふふふふ
ちゃんと朝のタクシーの話をしましたよ。

とてもすてきな時間でした。