「花嫁の手紙手紙を読んだほうがいいですか?」

という質問をよく頂きます。

結婚式=花嫁が両親へ手紙を読む=涙

この構図は今も変わらぬ感動の瞬間でもあります。

司会としてその場に立っていると、友人や親せきが

ハンカチを鞄から出して準備しているそんな姿も見ることができます。

その瞬間を期待している表れですね。。

定番であり、鉄板の演出ですね。

しかし、現代は「花嫁が嫁ぐ」

という感覚がなくなっているのではないでしょうか。

まして親から自立して長い新郎新婦ですと

恥ずかしさもより強く感じられます。

ただこれまでの感謝は伝えたい。

では、どうすればいいのでしょうか。

こんな方法もあります。

薔薇プロフィールビデオの結びにお手紙の文面を流す。

薔薇手紙を書いて、花束と一緒に渡す(読まない)。

薔薇謝辞を新郎新婦共に話し、その中で感謝を伝える。

など色々と考えられます。

花嫁の手紙と考えず、感謝を伝える!!と考えてみて下さい。

今日は、そんな花嫁の感謝の気持ちを

謝辞の中で伝えた例文を紹介いたします。

帝国ホテル0703


皆様、本日遠方からも私たちの結婚披露宴にご出席いただき、
誠にありがとうございます。

こうして私たちのためにたくさんの皆さまが集まって下さり、
多くの祝福を頂いたことに心からの感謝を申し上げます。

これまで私たちを支えて下さった皆様とは
これからもずっとお付き合いを頂きたいと思っております。

どうぞよろしくお願いいたします。

またここで、個人的なメッセージとなり大変恐縮ですが、
これまで支えてくれた両親への感謝の気持ちを伝えたく、
お時間お許しいただけますと幸いです。

お父さん、お母さん
今日まで38年間本当にありがとう。
私は、子供の頃から「私は結婚しないと思うから、孫なら弟に期待して」
と言いたい放題、やりたい放題でこれまで過ごしてきてしまいました。 

でも、ようやくこの年になって隆さんという
人生をともに歩んでいけるパートナーに巡り合うことができました。

お父さん、
お父さんとは本当によくケンカしたよね。
お互い変に頑固だから、収拾つかなくなって
謝るタイミングがよく分からなかったりすることもあったね。
でも、ケンカした回数以上に本当にたくさん話もしたしよく笑ったね。
仕事がうまくこなせないでいるときは、
いっぱい相談にも乗ってもらって、
本当に心強かったです。

だから、昨年3月に突然逝ってしまったあと、
ショックで毎日涙が止まりませんでした。

そんなどん底にいた私を引き上げ、
支えてくれたのが隆さんでした。

隆さんと一緒にいると飾らずに素の自分でいられます。
いっぱい話して笑って、、、

もしかしたらお父さんに似ている部分があるのかもしれないね。

お父さん、空の上から私たちのこと見守っていてね。

お母さん、
昨年はおばあちゃん、お父さんと相次いで逝ってしまい、
お母さんが一番辛かったよね。

そんな時に、ずっと結婚しないと言っていた私が急に結婚する、
と言い出して驚かせて本当にすみませんでした。

でも、幸せになりなさいと送り出してくれて
本当に感謝しています。

私に注いできてくれた愛情を、
お父さんの分も合わせてこれから私が少しずつ返していきたいと思います。
今まで本当にありがとう。

隆さんのお父さま、お母さま
いつもあたたかく接してくださり、本当にありがとうございます。

これから隆さんと力を合わせて、
素敵な家庭を築いてまいります。

どうぞ末永くよろしくお願い申し上げます。

皆様、お聞き頂きましてありがとうございました。

このような機会が無ければ、伝えられない思いでしたので、
この機会を頂けたことに感謝しております。

そして皆様、これからもどうぞよろしくお願いいたします。


☆☆☆☆

披露宴当日に新郎新婦がゲストや両親に想いを伝えるためには、
それを表現してくれる人が必要です。

それを手助けできる司会者が重要です。

司会という仕事は、会場の雰囲気を作り上げ、
ベストなタイミングで、その場にぴったりの言葉で
二人の想いをゲストに届ける仕事です。

「ありがとう」をキチンと伝えたい、そう思っている方は
ぜひご連絡お待ちしております。

プロデュース&司会 佐倉摩耶
Bridalcore.com