●遡って書いています●



正直 ナイフの構造の知識としては

ブレードとハンドル
これくらいの知識しかありませんでした。

ナイフシース 
刃物のシース
これらは、いくつも作りましたが
もう少し 深掘りしたくなり
ナイフの記事を読みました。


    もう少し細かく書くと
  この様な部分を意識して作ります。



しかし 奥が深すぎて、深掘りするのも
   ヤンピコンピにしました。





私は、作っている間
廃棄する革の端材を使って 
自分の道具用にカバーを作ったりします。
視点を変え、これらからも参考にしました。


その時々で余った革のサイズに合わせたり
サンプルで作った物を解体した革に合わせて
作ったりするので 材料基準に作った物、
深く考えずに作った物、
感覚だけで
とりあえず で作った物です。

だからこそ 反省点が見つけやすいです。

自分が陥り易いミスも発見できます。





この道具達の共通点は
ポイントが下にあります。


ハサミの開く特性を利用した物

凸凹が多いのを利用し水で型取りした物

❸❹
針先が貫通しない様
革を折り返しグリップで止まる様にした物
針先には、まだ隙間がある。

包丁の形に切り出し3方を縫い付けた物



結論
❸❹の構造はヒントになる


❷❺は安全面に欠ける
の様な作りはデザイン性は造形が見えて面白いが早い段階で水に濡れるとただの布の様になり
シースからただのケースに変わります。
はステッチが多い分派手になるが
カッティングエッジ部分に
持っていくと耐久性がない。



切り出してみます。
これが9月半ばのスタートとなりました。





初めはカッティングエッジが直接触れない様
挟み込みを考えていました。

何度か失敗し10月に入り
少し先が見えてきました。

この間
書きたかったブログとして
敗戦しても廃業しても
力強く立ち上がる
日本人

先祖や先人達の思いを引き継ごうと
汗を流す
日本人 そんな事を考えていました。


結果は
今まで作ったシースと同じ様な構造です。
しかし
考えた過程分は、自分で理解出来ています。


尊敬する方の道具を作ると言う事で
肩に力が入ってしまいます。

※シースは保護、覆う物
※ホルダーは保持、固定
※ケースは入れ物

しかし
楽しいなぁ!
左の物は 失敗した物です。
それを保護用として使い
ナイフに傷が入らないよう
細心の注意を払います。

そうこうしていると
台風19号上陸 



 2019年10月15日

この台風19号により、
お亡くなりになられた方々に、
そして
ご遺族の方々に
お悔やみを申し上げるとともに、
被災されたすべての皆様に
心よりお見舞いを申し上げます。 
被災地の一日も早い復興を
 心よりお祈り申し上げます。




この工程と同時進行で
プライヤーシースも
作っていました。



BGM
千曲川
五木ひろし