算数の凡ミスがひどい時は4科の順位も下がりました。
4年生の頃からすでにうっかり多めの子だったので、テストのたびにミスの種類分けをしてどんなミスが多いのか親子で把握し、次はどうしたら良いか娘と話し合っていました。
4年生の時は素直に聞いていた娘ですが、5,6年生になると反発しました。
算数に関しては、うちの子の場合は以下のようなミスが多かったです。
1.設問条件の読み飛ばし、思い込み
2.求める対象を間違う
3.最後に÷2、引き忘れ
子どもなのである程度のミスは仕方ない、ゼロにする気は毛頭なかったのですが、せめて半分に減らしたいね、と。
1.設問条件の読み飛ばし、思い込み
例えば「1000に一番近い数」を「1000未満で1000に一番近い数」と勝手に解釈したり、数列で項の数を数え間違えたりです。
ただ、これはメモリ不足による実力不足という認識だったので、経験を積んでいくうちに少なくなるだろうと思っていました。
制限時間を意識し過ぎて慌てることによって引き起こされていることも分かっていました。
2.求める対象を間違う
これは最後までやっていました。問題用紙を見るとしっかり線を引いたり、丸で囲ったりしているのに!です。
3.最後に÷2、引き忘れ
娘は平面図形が大の得意だったのですが、最後不要な部分を引き忘れたり、÷2し忘れて失点することが多々ありました。
設問文を読んでいる時には意識しているにも関わらず、解き始めて方針が見えた!と思うと気持ちが先に先に言ってしまい忘れてしまうようでした。
お子さんの性格や学力によって発生するうっかりミスもさまざまだと思うので、まずはテストの度にミスの種類分けをしてそれぞれの失点数をまとめて可視化してみることをおすすめします。
口で言うだけよりも説得力があるかと思います。
また、こちらのサイトなどで偏差値を計算することができます。
凡ミスで失点した点数のうち、これは取れたでしょという点数を加算して偏差値を出してみてあげてください。
驚くほど上がると思います(笑)
たらればですが、あなたにはこれだけの力があるのだよ!と励ましてあげてください。
子ども自身が真の偏差値を見て悔しいと思ってくれたらラッキーですね。
念のため書きますが、親はこのたらればの偏差値を本当の実力と思ってはいけません。
凡ミスは一朝一夕にはなくなりませんので、諦めずに声掛けをし、問題用紙を観察してどんな時に起こっているのか一緒に洗い出してあげてください。