ミエロCTを受けて、漏れはなし、となりましたが、

実は気になることがありました。


撮影のタイミングについて、です。

ミ゙エロCTについてS先生が、

撮影のタイミングによっては漏れがうつらないことがある。あまり早い時間では漏れる量が少なく、遅い時間では造影剤が薄まる事が原因。造影剤を注入して3時間くらいがもっとも漏れがうつりやすい時間。」と、

成人では3〜6時間後と書かれていました。

N先生は子供は1.5時間後に確認、所見がなければさらに4時間後の撮影が望ましい、と記載されています。


私の場合、腰から造影剤を入れてすぐにCT室へ、3時間の待機はありませんでした。

もしS先生のおっしゃっている事をかんがみれば、漏れを見逃している可能性もゼロではなくなってきます。


私の場合、特にしんどい事があると当日ではなくむしろ翌日くらいにジワジワと頭重感や頸部痛がひどくなってきます。

ゆっくりゆっくり漏れていると思いこんでいるために、すぐの撮影では漏れは出ないのではないか?と考えました。


そこで、失礼を重々承知で、先生にもう一度ミエロCTをして3時間後の漏れの再評価をしてもらえないかお願いしてみました。


すると、、その撮影方法は科学的根拠がないとのお答えでした。

確かにその撮影方法がインパクトファクターの高い学術論文として紹介されている様子はありません。

そうなると、脳脊髄液漏出症の診断基準のひとつ、RI24時間後の残存率大人<30%、子供<20%という数値は、一体どういった研究をへて決められたのでしょう。

謎が沢山です。


先生は「今はしんどいから早く苦痛から開放されたいというお気持ちはわかります」と、

あんなに失礼なお願いをしているのに、優しい言葉を沢山返してくださいました。

本当に患者さんの気持ちに寄り添おうとしていらっしゃるのだなぁと思いました。


もちろん、このまま内服だけで治るのだろうか、

強い不安が残ります。

脳脊そっくりのこの症状、相変わらず自宅ではゴロゴロと横になってばかりで家事もなかなか進みません。