毎年、ゴールデンウイークの前後数週間は、2日に一度は我が家から数分の竹林に入ってたけのこを掘ります。

猫の額ほどの狭い竹林なのですが、出る時期には1日数十本掘れます。

他にも竹林は、数ヶ所あるけど、なぜかここほどは採れません。

たけのこは、その名前の通り「竹」の「子」で放っておくと竹になってしまいます。
竹になったら、もうのこぎりかチェーンソーを持ってこないと切ることは出来ません。しかも竹は重くて運べない。
たけのこの間なら私でも掘れるし、運べます。

実は、この竹林は、民家の隣にあって、もう人は住んでいないのですが、そこのお爺ちゃんが生きていた頃は、雪の重みで竹がしなるとよく文句を言われました。

だから、この竹林だけは気をつけて、たけのこが大きくなる前に取り除くようにしているのです。

だけど、この竹林、手入れがされていなくて、もう何百年単位でごみ捨て場だったのでは?というくらい荒れているし、掘ると瓦や茶わんの割れたものが出てくるんです(-_-;)
隣のお爺ちゃん家のごみ捨て場だったんでしょうね。

よく「たけのこ堀りしたいです」と言われるのですが、とても人様をお呼びできるところでは無いので、仕方なく私一人でもくもくと掘っています(^_^;)
今日のような初めて掘ったときは、翌日筋肉痛で腕が上がらないのですが、段々と慣れていきます。
今年は表年、どれくらいのたけのこを掘るでしょうか。

さて、今年初のたけのこを掘りました🎵

頭がちょこんと出始めたたけのこを鍬で掘っていきます。
左のは、少し慌ててしまって途中で折れてしまいました。右側のはまあまあ綺麗に掘れました🎵


何枚か皮をむき、

1/5くらい先を切り、縦に1センチくらいの深さに切り込みを入れます。

糠を入れて茹でます。

竹串がすっと入るくらいまで。
本当は、自然に冷めるまで置いておくのですが、お昼に食べたかったので、直ぐに調理。

折れてしまったのはやはり小さい。

たけのこご飯
たけのこの木の芽和え(山椒の葉も山から採ってきました)
裏で採ってきた野生の三つ葉とたけのこの皮の柔らかい部分、姫皮のお吸い物。

タラの芽とさつまいもの天ぷら
三つ葉と鶏ハムのわさび醤油和え

春を堪能させてもらいました💕

これからの季節、食べられる野草、山菜とたけのこでなんとか生き延びて行けそうです。