木曜の朝。

 

 

私は朝から頭が痛かった。

 

 

原因は多分天気痛だろうと。

 

 

その日は朝早くから大雨が降っていた。

 

 

その日の予定をキャンセルし、ベッドで休む。

 

 

すると14時過ぎにはすっかり晴れだして、調子が良くなった。

 

 

やっぱり気圧のせいだ。

 

 

その日の夜は予定が元々無かったのでそのまま永遠と終わっていない部屋の片付けやら、

 

 

いつものようにゲームやら、日常に戻る私。

 

 

その日の夜。

 

 

私の元にやってきた知らせはあまりにも突然過ぎた。

 

 

気がつかないうちに2回程母からの着信が有り、

 

 

「おばあちゃんが亡くなりました。連絡ください。」

 

 

 

 

 

 

小さい頃は「勉強せな、偉い子になれんで。」と言われ、

 

 

近年は、「お父さん、お母さんに迷惑かけんように、しっかりせな!」と言われ。

 

 

「電話出るの、面倒くさいな・・・」なんて思っていた時もある。

 

 

だが、もう既に90を超えていたので両親に何度も「いつ会えなくなるかわからんのよ。」

 

 

と言われ結局電話に出て毎度説教されたり、

 

 

実家に帰ると毎回「帰りましたよ」報告をしたりした。

 

 

「おばあちゃんです。」から始める電話は何度しただろうか。

 

 

電話の何回かは同じ話をループするのでいつも後半聞き流してた。

 

 

「私も来年生きてるかも分からんから。」というのも何度も言ってたな。

 

 

だから「そろそろ、しっかりせえ!」

 

 

 

 

 

 

電話に関することで言えば、

 

 

たまに私個人のiPhoneに電話が掛かってきていた。

 

 

高齢なので、HELP電話だったらいけない、と思い

 

 

何度か電話に出てみるが、「・・・・・ザザ」

 

 

という無言電話(笑)

 

 

何度かかけ直すが出ない!

 

 

「なんでよ!不安になるじゃん!」

 

 

結局それらは全て間違い電話なのだが、

 

 

施設で寂しくなると、うちの母親が電話相手に丁度いいと思ったのか、

 

 

今度は自分の意志を持って実家の電話機宛に架けてくる。

 

 

たまたま私が帰っていた時には、また説教の餌食になる。

 

 

「しっかりせな!」

 

 

 

 

 

そんな電話はもうかかってこない。

 

 

 

 

 

結局ちゃんとしっかりしてるとこ、

 

 

見せずにばいばいしちゃった。

 

 

「もう待ってられんよ」

 

 

って逝っちゃったのかなと思ってる。

 

 

 

 

 

 

水曜日に私の体調が悪くなって、その後良くなったのと入れ替わりに

 

 

おばあちゃんの調子が悪くなったのはなんだか

 

 

おばあちゃんに本当に悪い気を肩代わりさせてしまったのかなと思う程

 

 

偶然で。

 

 

そして突然で。

 

 

亡くなる数時間前まで、まだしんどいながらも冗談が言える状態だったのに。

 

 

なんなら、前日はお風呂を楽しめる程普通だったのに。

 

 

9月最初に会いに行ったときには普通にお話ししてたのに。

 

 

人がパタッと現世から居なくなってしまうのは

 

 

世の常と分かっていても

 

 

本当に信じられない程、納骨まで早かったなぁ。

 

 

 

 

 

両親が海外に長期出張行ったとき、世話してくれたこと。

 

 

夏休み、一人でばあちゃん家行ったとき世話をしてくれたこと。

 

 

浴衣の採寸をばあちゃん家でして、「あんた腕短いねぇ」と言われたこと。

 

 

両親に内緒でアニメイト商品やテニプリの漫画買ってくれたこと。

 

 

成人式の日に広島まで来てくれて見てくれたこと。

 

 

温泉一緒に行ったこと。

 

 

 

 

こまいことまで上げたらキリ無いけど。

 

 

本当にありがとう。

 

 

お空で人生頑張るとこ、見ててね。





なんか長文書きたくなったので久々書きました。



チラ見して気分を害された方、いらっしゃいましたら申し訳ありません。






さ、明日からまた頑張るぞ💪