2015.11.25
卒検…
だだ降りの雨…
アタシったら、やっぱり雨女だ(；・ω・)
しかも凍りつくほど寒いし…
緊張を通り越して笑っちゃった…
初めて教習を受けた日も雨だった
プロテクターの付け方すら分からずに
初日から手取り足取り教官のお世話に
ヘルメットの安全具(←首に止めるやつ)まで着けてもらったっけ…
跨がってエンジンかければ直ぐに乗れる♪
と、単純に思っていたあの日から
21日間…通算42時間の教習を受け
本日無事に
中型二輪の免許取得の為の卒検に合格🌸
みきわめ合格から１週間経っていたから
一時間の自由教習(←これは有料)
自由教習っていっても教官が伴走
てか、いつもの教習(笑)
準備体操している時に教官が
「①コースですょ」って囁いた
アタシにｺｯｿﾘ卒検コースを教えてくれた
それだけでウルッ
雨のせいか鉄板の平均台で滑りまくりで
完走出来ず…
クランクではド派手にコケて泥だらけ
「こりゃアカンかも(>o<")」と一瞬凹んだ
けど
やるときゃヤル！
負けず嫌いなアタシ(￣^￣)
最後の数分で卒検コースを一人で回った
「良い感じですよsumireさん！この調子でいきましょう！」
休憩をはさんで卒検の検定基準の説明を受け
外周を一回り
「お名前は？」
「sumire rouegです」
①コース
外周一周→障害物→坂道発進→平均台→クランク→一時停止→踏切→スラローム→Ｓ字→外周→急制動
相棒No.17CBくん
「いくよ♪」
って乗車
エンジンかけて、後方確認
外周(良い感じ♪)→障害物→(ウィンカー右左♪)→坂道発進(スムーズに♪)→平均台
で、やっちゃった
タイヤ滑ってしまい途中で落ちた
【検定中止】
即座に頭を過った
後ろを振り返り教官の指示を受けようとした時
「いゃあ～sumireさん悪い悪い💦僕ストップウォッチ押し忘れちゃって、これじゃ検定にならないから、もう１回やってもらって良いかな？」って…
「えっ…あの…」
泣きそうなアタシに
「本当ごめんね～二度手間させちゃって」って
優しい目で頷いている
本当なら【即検定中止】になるはず
それを自分のミスだからと
平均台が鬼門で苦手なアタシへ再チャレンジを促してくれたのだ
泣いている場合じゃない！
気持ちを立て直して
落ち着いて…
雨と涙と鼻水でぐちゃぐちゃになりながら
再チャレンジ！
渡りきった！と思ったが微妙に後輪が滑った感…
「やっちゃったな…😩」
でもそのまま次のクランクへ
ここさえ抜ければ怖いものなし！
やるだけやろう
って決めたら
フッと気持ちが軽くなってクランク無事に通過
相棒No.17CBくんと
残りのコースを颯爽と走れた←アタシ的にね(笑)
雨の急制動はマジびびった((((；゜Д゜)))
停止線ギリギリで停車
発着点に戻り降車…
「教室で待っていて下さい」
教官を待つ間に次の予約日を考えていた
「お疲れさまでした」って、教官は手に1枚の紙を持って入ってきた
次回の予約票かぁ～
「まっ、次は合格できる！晴れるかなぁ～」なんて
何気にお気楽なアタシに
検定の採点説明を始めた
「前半の安全確認が今一つ、クランクで少しだけパイロンをかすめた、スラロームは2秒多かったので30点の減点になります」
あれ？
平均台は？…
いくらドンクサ教習生のアタシでも最後に後輪が外れた事は分かったのに…
クランクでのパイロンかすめは毎度の事だから、当たっていれば分かる、今日は当たっていないはず…
じっと教官を見上げた
「いやぁ～頑張りましたね42時間ですもんね、二輪の合格点は70点以上ですからsumireさんはこの中に入ります！」
瞬時にわかった
平均台での失敗をクランクでの減点で補ってくれた事…
後半の教習中に何度も何度も「平均台だけなんですよね、路上に出たらこんなもん渡らないけど教習だから」って…
甘々のお情け採点…
教官の温情
「今日はね指導員みんなで見ていましたからね、でもこれからは僕達はいません
全てはsumireさんの自己責任になります」
【自己責任=事故責任】
とも…
「事故を起こさず安全運転で
バイクライフを楽しんで下さい
おめでとうございます(*^^*)」
と…
卒業証書を手渡された時に
「ご自身のバイクに乗って遊びに来て下さいね
楽しみにしていますよ
あっ、入り口段差ありますから
転ばないように(笑)」
卒業しても心配してくれる…
全てが初めてづくしで、やることなすこと上手くいかず、ドンクサくてコケまくって
教官泣かせの問題児
こんなアタシをここまで導いてくれた
素晴らしい教習所
ありがとうございましたm(__)m
皆さまの教えを無にしない
周りの人達を悲しませない
冷静な判断で安全運転
そして
楽しみながら颯爽と走るライダー
これから始まる🌸