今日は実弟の命日

だと思う…

思う?

うん
死亡推定時刻ってやつ


某ドラマのワンシーン
仲間のひとりが
首吊り自殺をしていた







綺麗な死体
綺麗な死に顔






みんなで
ロープをはずし
優しく目の前の遺体を
抱きしめて
泣いている場面











わたしには
できない








首吊った人間が
どんなに
醜く汚れた姿になるか





棺に入る為に
死化粧施されていても
決して
元には戻らない





それは
悲惨な姿






ゆびさきで
ほんの少しだけ頬に触れた
硬く冷たい
身の毛がよだつ程の冷たさ







自ら命を絶つ






綺麗事じゃない






自ら命を絶つのなら






身辺整理
きっちり終わらせて




地の底へ

沈んで

誰の目にもとまらぬように




残された家族親族関係者が困らぬように
ただ悲しむだけで済むような
人生の幕引きにして…














2015年11月の寝入った深夜

母からの着信で起こされた

「和男が死んじゃったって警察から連絡があったの」
って…



数日間連絡が取れない弟の身を案じた従業員が
警察へ連絡を入れてくれ
そして
クローゼットの中で息絶えた
弟が発見された

発見時から遡っての
死亡推定時刻
それが
11月11日




弟のことは
時々
こうして思い出す
諸事情で昨年の七回忌に参列しなかった
自分ひとり生きていくことが精一杯で
薄情な姉ちゃんでごめんよぉ~おいでゲラゲラ



自死者に対して

周りは口を揃え
「何故?」
って…
理由を知りたがる



知ってどうする?


それこそ
「何故?」
だよ


わたしは…
「あぁ…そうなんだ」
って
そして
「これから暫く大変だな…」
って
漠然と思った…

案の定
あんなことこんなこと
えらいことだった
落ち着くのに丸3年もかかった




弟の先妻さんの
お金に対する執着には
呆れを通り越し
哀れに思えた
亡き元ダンナを弔う事なく
ひたすら《遺産の取り分》を
主張していた

わたしは
実姉だけど
蚊帳の外
やっ…別に仲間外れ
って訳じゃなく
なんとなく隅に追いやられた的な…
↑これを仲間外れという(笑)


まっ実弟の財産に興味は無いし
欲しいとも思わなかった

今も
思わないなぁ~

面倒にまきこまれず助かった
ってのが本心

ボンビー崖っぷち生活の
その日暮らしだけど
人様のお世話になろうとは
思わないおいでゲラゲラ
アタシはアタシよ(ФωФ)




自死した理由
知ったところで
わたしには
何も出来ない…

現実を受け入れるだけ

なるようにしかならない





子どもの頃から
付かず離れず

フッとした時に思い出す





姉ちゃん思うんだよ

《死ぬ気になれば何でもできる》
コレってさ
キツイコトバダヨネ

何でもできる
って…
できてりゃ困らんし悩まんよな

わたしはまだまだ甘ちゃんやから
アンタの気持ちはわかんない
アンタの決断が良いのか悪いのかわかんない
こうやって
気まぐれで思い出すだけ
この思いを
忘れないようにするために…
この場所に記す


和男…
姉ちゃんね
親と縁切った

わたしより元ダンナとの関わりを優先されたんよ
実の娘のわたしより
娘の元ダンナと過ごす事の方が大切なんだって言われた
「あなた(sumire)が来ると困るのよ」
って
4年前の年末に言われた
なんだかね…
なんだろね(笑)





















眠れない夜
頭ん中を綴ってみた














フツウニスゴス
アタリマエニスゴス
ジツハコレッテイチバンムズカシイ
デモ…
イキテ(ФωФ)