改めまして

ドラマーズフェスティバル

レコーディングセミナー

ご参加頂きました皆様ありがとうございました!

ご提案くださったスタッフの皆様

&サポートくださった皆様、ありがとうございました!

 

 

振り返ります。

 

 

ドラマーズパラダイスというイベントをやると

ソナーの代理店であるコマキ通商さんからご連絡頂き

お話を伺うとドラムマガジンさんとコマキ通商さんのイベントで

レコーディングセミナーなるものをやりたいということで

山木にご指名を頂きました。

 

 

内容は、山木さんは普段通りのレコーディングをしてもらえたら!

とのことで

 

 

それは面白いですね!承知しました!と受けさせて頂き

 

 

それからは打ち合わせ…というか…考える日々

通常だとアーティストもいるし

プロデューサーなのか、アレンジャーなのかがいて

相談やレコーディングを進めていくが

今回は、ドラパラをうまく生かしたセミナーにしようということで

 

 

 

1曲に対しての

スネア三種の叩き分けとチューニングを組み込み

プラニングすることにした。

 

 

 

レコーディングスタジオ&ブースは

目的がそもそも大人数入るように

作られていないから、入る人数が限られ

15名という少人数で行われることになったらしい。

この辺のところから先は、

何人入れるのか?、エンジニアさん手配、

予算的なところ、募集、告知

当日のプログラム、進行においては

全て企画運営さんにお任せし

 

 

私達は曲をどうしようという相談をひたすらに続けた。

 

 

今まで自分がレコーディングしたことがある曲は

結局自分が叩くから、代わり映えしなくなるのでは?ということ

さらに著作権の問題

 

 

既成曲で自分が叩いてない曲を叩く

ヒット曲、山木が叩いてみた!

なんて面白いと思ったのだけど

これまた著作権の問題とか

 

 

15名しか見れないから映像に残しておこう

それを配信!?なんてことも考えたのだけど

これも結局著作権の問題で

 

 

「この日、この時間、ここにいた人のみ」のことにしましょう。

 

 

ということになりました。

 

 

 

曲は、企画運営のお一方であるドラムマガジンさんの

コンテスト用に作られた曲

数曲から1曲選ばせてもらうことに

それが決まったのが3日前。

(山木も私も悩みすぎた、w)

 

 

譜面もドラムマガジンで記載されたのみの譜面

とスティックのみ持参して会場へ向かえば

東京から運ばれてきていた機材をうちの弟子が

スタジオに運び入れるところからスタート

私はいつも通り、スタジオをフラフラして

参加者さんの緊張ほぐしにフラフラするだけの予定だった。

 

 

が、「な、はずが!!!」というようなことが起きる。

 

 

 

大きな台風が来たのである。

 

 

前々日にレッスンで博多にいたので

翌日博多から熊本まで足を伸ばし、ちょっとやることやって

また熊本から新大阪へ向かう予定が

弟子から「台風で新幹線が危ない状況です」と連絡あり

こういう時に、博多は大して雨も降ってない状況だったので

私はピンとこず・・・だが山木は「熊本行きは今度だ!大阪へ急げ!」と。

 

 

昼の新幹線にのり、大阪へ向かう途中・・・

「この新幹線は台風の都合により(台風の都合ってこないか、大雨の影響?) 

  この先、新大阪まで行かれるお客様に関しましては

   岡山で降りて、次に来る新幹線にお乗り換えください

   この新幹線は、〇〇駅で停車します。発車の見込みは今まだ立っていません

    新大阪までは次の新幹線が確実です」的な放送。

(口調と言い回しはもう全然違います。)

要は、大阪行く人、今降りて、次に来る新幹線乗って!それが確実!ということで

岡山到着5分くらい前に、急にこのような内容の流れたもんだから

もう大慌て。手提げ袋に全部詰め込み、慌てて降りる。

 

で、次の新幹線にギューギュー詰めで乗り、相当遅れて

新大阪まで到着するのでありました。

 

 

大阪無事に到着して、東京から向かっているスタッフ情報などを耳にすると

新幹線が既に、停車停車で相当時間かかっている。

向かっていたスタッフ、アーティストは新幹線に缶詰という情報

そして弟子から「夜の新幹線は運休決定。翌朝朝一番の電車で向かいます!」

 

 

翌日一番で来る予定だった弟子から早朝ライン。

この時点でまだ時差ボケによる毎日3時4時起きな私は

即レス出来る状況。w

 

 

櫻子さん午前中新幹線全滅しました。

北野さんと今やり取りしています。

北野さんも行かれない状況です…

 

 

了解、わかった。

心配しなくていい。

私が司会をやる。

ドーンと任せなさい的に胸を叩く。

(音はラインなんで聞こえてない)

 

 

北野さん、台本をください!

わかりました!今すぐ作ります!お待ちください!

というね、流れです。

 

 

と、新幹線台風によって止まる劇場はさておいて

 

 

〜〜〜〜〜下記セミナーの話〜〜〜〜〜〜〜

弟子が来れなくなったことで

大阪校の講師が弟子の指示で山木のセットをセッティングするも

それは全て完璧は無理だろうということで

当初、秋山がセッティング始めるところから見学。

セッティングし終わったら、山木先生登場。

あくまでテーマは「いつものレコーディング現場の再現」の予定だったが

変更。

 

 

 

 

大阪の講師柳原に手伝ってもらい

セッティングを山木先生自らやることになった。

途中、コマキ通商の宮崎さんにより

楽器の説明など行っていただく。

 

 

 

プログラムをところどころ変更

 

 

一つ一つのスネアを叩く前にチューニングすることにした。

 

 

赤スネアに関しては、いつも通りチューニングしてある状態だったので

サクッと終わる。

一曲目、赤スネアなりの演奏が行われる。(山木によるとそういうことらしい)

この時点で相当時間が押していたので

この流れで2台チューニングしていったら1時間以上押す!!

2台目のチューニングはほぼしなかった。

2台目の演奏もサクッと終わる。

基本、レコーディングは一発オーケーがほとんどで

何回も叩かない。これを伝え忘れた・・・

プログラムを見ると結構叩く配分になっている。汗。

 

 

と思ったら、3台目は参加者さんの前で

とくとくとチューニングの方法を説明しはじめて

おそらく、ここまで見せてくれる人は居ないのでは?と思う

チューニングタイムを行った山木先生。

 

 

チューニング中の質問により

ミュートした状態、ミュートしない状態の

レコーディングを行う。

 

 

1台のスネアだが、全く表情の違う音に対して

演奏もガラっと変わってくる。

 

 

山木先生も

「このスネア、この音色じゃないと、こういう演奏にはならないんですよ」という

 

 

3曲全て録音し終わって

全曲聴き直す

 

 

一曲一曲の質問を当初のプログラムを見ると用意していたみたいだけど

質問コーナーは最後にまとめて行う。

 

 

全員の質問に答えたいと山木先生。

おそらく、ほぼ全員には当たったのではないかと。

数名、質問しなかった人がいたが、

それはスクール生だったから、

後日レッスンで聞こうと思った配慮だったと思う。

反面、質問をしてくれて周りを質問してもいい空気にしてくれたのも

またスクール生だった。

ありがたい。

 

途中、我がファミリーであるミュージックランドキーの髙嶋氏が

公開打ち合わせみたいなことになったのも面白かった。

宮崎さんも絡んで、更に面白い話になった。

 

 

そして、最後

私の趣味で、全曲聴き直した後

どのスネアが好きだったか?挙手にてアンケート

 

 

アンケートのち、一番好きだと言った人が多かったスネアで

山木先生に、皆の目の前で叩いてもらう

それまでは通常のレコーディングを明確に再現という主旨のもと

行ってきたので、耳という部分で、エンジニアが聞いてる音

通常、プロデューサー、アレンジャーが聞く音と同じ音を聞いてもらった訳だけど

チューニングは見たとしても、演奏は遠目で見る、これまたレコーディングであるからして

見世物ではなく、聞き物であるゆえ、このようなプランニングとなったのだろうけど

せっかくだから演奏も見たいという気持ちもあるからして

山木先生を囲んだ状態で一曲同曲の演奏を見るというプランに変更。

 

 

 

集合写真。

 

 

10分間機材撮影の時間

 

 

 

 

 

という、セミナーでした。

セミナー自体は11時から14時までの3時間強。

 

 

 

音源は残っていたとしても

 

 

 

映像を残さなかったので

15名と数名の記憶の中にだけ残るセミナーとなりました。

 

 

 

またあれをやろうと思っても

ドラパラさん自体の

(ドラムメーカー全社)イベント会場に

レコーディングブースがあったから出来た企画であり

 

 

 

東京で私がもう一回あれやりたいなと言っても

レコーディングスタジオを長時間抑える

エンジニアを依頼する

参加者の人数を増やすことが出来ない以上

 

 

で、この時点で・・・なかなか再現には難しいのではないかと

思うのであります。

 

 

 

そんなレコーディングセミナーでした。

 

 

ご参加ありがとうございました!

そして企画運営スタッフの皆さん

皆々様ありがとうございました!