おはようございます!
今日は低温期6日目
基礎体温 36.26℃
くも膜下出血から半年後に妊活を再開し、自然妊娠したとき、病気が病気だっただけに、すぐにハイリスク妊婦管理のドクターの元へ送られました。
私の既往歴はこれだけではないんです。
- 重症化妊娠高血圧腎症(前回の妊娠の時に25週で死産)
- くも膜下出血(開頭クリッピング術)
- たこつぼ心筋症(くも膜下出血で併発)
- コミュニケーション性水頭症(くも膜下出血の後遺症)
これに加えて、44歳の高齢妊娠。
カウンセリングの日、死産した時に担当してくれたハイリスク妊婦管理専門の医師S先生に再会することができました!
S先生は、去年、死産した時、「次に妊娠したら私が最初からあなたのことを診るからね!」と頼りになる言葉と、「妊娠高血圧症候群を予防するためにもできるだけ自然妊娠がいいよ!」と助言してくれた先生です。
あの時は、S先生にまた会える日は来るのかなと思っていましたが、本当にその日がやって来たんです!
死産した時は、妊娠高血圧腎症だけが問題だったのに、今回はこのとおり、さらに問題が増えています。
高齢な上、こんな問題をたくさん抱えた超ハイリスクな妊婦に、どう対処していくのか、先生とカウンセリングをした内容について記録しておきたいと思います。
1. 子癇前症(妊娠高血圧腎症)の再発リスクとその管理
- 子癇前症の再発リスクに関するカウンセリングが重要
- バイアスピリンの服用と子癇前症の徴候・症状のモニタリングが必要
- 子癇前症のベースライン検査が必要
- 死産の既往がある場合、妊娠第3期早期のノンストレス・テスト(運動や収縮に反応する胎児の心拍数を測定する妊娠中の検査)と早期分娩を患者と共有
- 死産の既往があるが、抗リン脂質抗体の検査結果が陰性であるため、バイアスピリンの継続可能
- 出血が続く場合は、ヘパリンの使用には注意が必要
2. たこつぼ心筋症に注意
- 妊娠中に、たこつぼ心筋症がある場合、心臓血管外科クリニックの受診が重要
- 息切れ、起坐呼吸、胸痛、動悸などの急性または新たな心血管系症状があればすぐに報告
- 30~32週に心エコー図の再検査が必要だが、機能向上が見られれば、安心して妊娠を進められるが、注意深い監視が必要
- 分娩方法については、経膣分娩、バルサルバ分娩、無痛分娩が可能だが、ハイリスク専門産科医、産婦人科医、麻酔科、循環器科、脳神経外科との多職種ミーティングを行い、出産計画について話し合いが必要
3. くも膜下出血(開頭クリッピング術とVPシャント)の既往がある場合の対策
- 神経内科や脳神経外科との連携が不可欠
- VPシャントが確実に機能するためには、新たな症状を神経内科チームに報告し慎重な医療計画が必要
- 頭部のCTスキャンが必要な場合は、腹部の適切な遮蔽を行う
- 血管造影の造影剤は、母体の転帰や治療を改善するためでない限り避けるべき
- くも膜下出血の既往があり、たこつぼ心筋症の虚血性がある場合の抗凝固療法の有用性については、循環器内科および脳神経外科と相談
4. 提言と注意点
- バイアスピリンと妊婦用ビタミン剤の継続が重要
- 新たな症状が現れた場合は、専門医に早めに報告
- 妊娠可能であれば、10週後にNIPTの検査と高齢出産リスクの検討
- 妊娠中の検査やベースラインの確認が必要
- 37週での分娩も考慮すべき
こんな感じで、妊娠が継続できれば、各専門医との連携が不可欠となり、様々な医療領域の専門家とのミーティングをとおして、最善の出産計画を立てていくことになります。
そんなわけで、たとえ妊娠を継続できたとしても、私の場合、前途多難です。
健康診断では、今も昔もA+なのに!!なぜ!
こんなリスクを抱えてまで、まだ妊活しようとしている私も異常かもしれないですよね。
でも、今回流産した時に、何かが私の中で変わった気がします。
45歳になるまではまだ頑張りたいけど、もういいかなとも自然に思えてきました。
今ある生かされた自分の命を大事にしようかなという気持ちにも変化していってるのも確かです。
でももう少しだけ、あと少しだけ希望をもってもいいでしょうか。。持たせてください!
今朝のノースショア。朝晩の空気は少し冷たくなりましたが、久々に今日はいいお天気になりそう
Have a Happy Weekend