前回の続きです。


『神勝寺』の参拝を終え、五観堂に向かいました。


趣のある建物です。




こちらでは、珍しい『うどん』が食べられると、TVで知りました。



中に入り座ると、大中小の黒いお椀と太い箸が運ばれて来ました。



箸の上が太いのは、修行僧が食事の時に、拍子木のように、鳴らすためだと説明を受けました。

修行僧は、普段、お粥を食べているそうで、周1で、うどんが食べられるそうです。

音を立てて食べてはいけないのに、うどんを食べる時は、音を立てて食べても、良いそうです。



次に運ばれて来たのは、うどんの薬味です。



左上から『ネギ』、右上は『ゴマ』、真ん中は『大根の漬物』、左下は『生姜』、右下は『大根おろし』です。


うどんを茹でるのに、20分かかります。


それを待つ間、食べてくださいと運ばれてきたのは、煮物のおかずでした。



大中小の中のお椀に、おかずを取り分けて食べました。


いよいよメインのうどんが来ました。


湯に浸かった太いうどん(湯だめのうどん)です。
しこしこと、歯ごたえがありました。



大のお椀にうどんを、右の小のお椀には薬味を入れます。

太くてこしのあるうどんのためか、満腹感がありました。


これで、終わりではありません。



残ったうどんのつけ汁に、ご飯を入れて食べるのです。

つけ汁も、全て残さず食べきるのが、ルールのようです。


なかなか出来ない、体験をしました。
(全て、2人分の量です。)


寒桜が咲いていて、目にもお腹にも、優しい時間を過ごせました。照れ