前回は、旅館を出発して、開会式参加のため、『愛媛県総合運動公園』に向かうまでのお話でした。
現地に到着すると、駐車場には、貸し切りバスが沢山停まっていました。
坂を上りながら、開会式会場の『ニンジンスタジアム』へ。
右下のご飯が鯛飯です。
郷土料理です。
途中トイレに行き並ぶと、私の前のユニフォームの背中にToyamaと書いてありました。
随分遠くから…………と思い、話しかけました。
「富山から新幹線🚄で、来られたのですか?」
すると、「バスで10時間かけて来ました。」
と、言われたのです。
ハア~~~~~~。
遠方だと、移動だけでも大変ですね。
2日目の宿は、海が見える『大潮荘』という旅館です。
私達は、4人部屋のベッドルームでした。
前日より、くつろげる部屋で安心したのでした。
夕食のお品書きです。
こちらでも、鯛飯を食べました。
『大潮荘』を出発し、ダンススポーツ会場の『今治市営中央体育館』へ。
午前は、ラテンの個人戦なので、広島勢はゆっくりしていました。
午後から、ワルツとタンゴの個人戦と県対抗の団体戦です。
ドレスに着替えて、リーダーに、右足首のテーピングをしてもらいました。
元々、右足首の軟骨がすり減っていたのです。
使いすぎると、痛みが出ていました。
1ヶ月前に痛みがひどくなり、『ねんりんピック』に不安を抱いていたのでした。
ほぼ、レッスンや練習なしでの本番でした。
少しきつめにテーピングをしてもらったお陰か、痛みなくワルツとタンゴを踊る事が出来ました。
心の中で、ほっとしたのです。
競技途中トイレに行き、帰る時1人の女性に声をかけられたのです。
大会役員かな?!と思ったその人は「ピンクのドレスの方ですか?」
と、尋ねられたのです。
ラテンのドレスは、ピンクなので、「はい。」と答えると、「素敵だなと思っていたんです。」と。
首から下げた名札を見ると、『鳥取県 視察』と書いてありました。
来年の開催県の島根から、視察に来られていた競技選手だそうです。
「来年、来て下さいね。」と言って頂き、嬉しかったです。
個人戦の後は、いよいよ県代表による団体戦です。
チャチャ、ルンバ、ワルツ、タンゴの順に踊っていきます。
広島県チームの背番号は27番。
それぞれの県代表が、自分達の番号言いながら、応援します。
大きな声を出すチームもいれば、大人しいチームもいます。
広島県チームは、順調に勝ち進み、準決勝まで行く事が出来ました。
優勝🏆️は、北九州チームでした。
当日、踊れるかどうか不安一杯でしたが、最善を尽くす事が出来た事が嬉しかったです。
そして、普段は名前も知らなかったり、差程話もしない人達と、笑いながら話をする機会をもらい、とても楽しい思い出を作る事が出来ました。
ダンスの結果より、他県の人や異種の人達とも話が出来て、素晴らしい経験をしました。
ビバ ねんりんピックです。