私の回顧録 に書いたように、私は父親と情を通わすことができず、好きになれませんでした。

を飲むと人格が変わる父に原因があったことは確かですが、普段の無口な父に対しても心が通わなかったんですね。

久しぶりに父に会ったのは、葬式の場での父の亡骸でした。

結局は、父親とは親子の情を通わすことができずに死別してしまいました。


そして、父の死後に出会った今の夫。

愛し合っていたころは、心が通じていると思っていたのに、いつしか心は離れてしまったんですね。

父親と夫とは性格的に似てるんですね。


父親と上手くいかなかった私が、なぜ、父に似た夫と結婚したのか?

夫と上手くいってる時は気付きませんでした。

上手くいかなくなって初めて、父親と似ている事に気付かされたんですね。

夫は暴力は振るいませんでしたけど、父親の時と同じように自分の気持ちを胸にしまい込んで、私にはオープンにしませんでした。


でも、よく考えてみたら、私にも問題があったんですね。

今だから言えるんですが、私が変わっていたら、きっと父は変わっていたと思うんです。

今、父が私の目の前にいたら、父を変える自信があります。

どのように接したら人が変わっていくか。

夫との出来事を通して、確信が持てたんです。


その後も、離婚に直面した10数組の夫婦の方々も変わることができました。


詳しくは、私の回顧録 をご覧ください。