こんにちは
占導師 桜呼です🌸
 
本日もお立ち寄りいただき
ありがとうございますニコニコ
 
 
 
 
今回は東京の渋谷という大都会に鎮座する
 
『金王八幡宮』
 
をご紹介します
 
 
 
 
 
桜桜桜
 

 

 

 

 

【金王八幡宮】

(こんのうはちまんぐう)

渋谷駅の西口から、

徒歩で7~8分ほどの場所にある神社神社

 

駅から近くて驚きました!

 

 

 

 

【神門(通称 赤門)】

こちらの神門、

何度か修理の手は加わっていますが

江戸時代初期に建立されたのだそうです

 

 

(渋谷区有形文化財)

 

 

赤門をくぐって境内に入ります

 

 

 

 

【手水舎】

入ってすぐ左手に手水舎

 

 

右手には渋谷区保存樹木に指定されている

シイノキ

 

幹の中程は空洞になっているのですが、

葉は青々と茂り力強さを感じますキラキラ

 

 

 

 

【拝殿】

御祭神:応神天皇(品陀和気命 ホンダワケノミコト)

 

ご利益:交通安全・子授け・出世

 

ご鎮座は寛治6年(1092年)正月15日

 

 

 

 

クローバークローバークローバー

 

桓武平氏の流れを汲む平武基が、

長元元年(1028年)に起きた

 「平忠常の乱」を平定する際 功を立て、

秩父妙見山に 日 月 二旈の旗を納めて

八幡宮を崇め奉りました

 

さらに永保3年(1083年)~寛治元年(1087年)

に起こった「後三年の役」では、

武基の子武綱がその嫡子の重家と共に

源義家軍に与して軍功を立てたことによって、

武綱は”河崎土佐守基家 ”の名と

武蔵谷盛庄(現・渋谷区周辺)の地を賜りました

 

今回の勝利を

基家が信奉する八幡神のご加護によるものと

考えた源義家は、

妙見山に納めてある月旗を願い求め、

この地に八幡宮を勧請したそうです

 

 

また、基家の子重家

宮中に押し入る賊を退治し、

堀河天皇より”澁谷”の姓を賜り

八幡宮を中心に館を構えて居城としました

 

この後、

澁谷氏は代々八幡宮を氏族の鎮守とし、

これが渋谷の発祥とも言われています

 

現在も境内に

澁谷城の「砦の石」が保存されています

 

クローバークローバークローバー  

 

 

       

色鮮やかですね~キラキラ

慶長17年(1612年)

徳川家光が三代将軍に決定したお礼として

乳母の春日局と守役の青山伯耆守忠俊が奉納した社殿

色とりどりで美しい…キラキララブ

 

ちょっと見えにくいのですが、

扁額の少し右には・左側にはが彫られています

獏は世の安寧

虎は正しいまつりごとへの願いが込められているのだそうですよ!

 

江戸時代初期の建築様式をとどめる

都内でも代表的な建築物とのこと

 

 

(渋谷区指定有形文化財)

 

 

 

 

【御嶽神社】

(みたけじんじゃ)

御祭神

*櫛眞知命(くしまちのみこと)

*大己貴命(おおなむちのみこと)

*少名毘古那命(すくなひこなのみこと)

*日本武尊(やまとたけるのみこと)

 

ご利益:開運・商売繁昌

 

創建:不詳

 

こちらの狛犬は、

実践女子学園の校内にあった「香雪神社」から

移設したものだそうです

 

 

 

 

【玉造稲荷神社】

(たまつくりいなりじんじゃ)

御祭神:宇賀御魂命(うがのみたまのみこと)

 

ご利益:農耕をはじめとする諸産業

 

創建:元禄16年(1703年)8月

 

 

 

 

【金王丸社(金王丸御影堂)】

(こんのうまるしゃ)

御祭神:渋谷金王丸常光

    (じぶやこんのうまるつねみつ)

 

創建:不詳(昭和47年再建)

 

 

御祭神の渋谷金王丸常光(金王丸)

澁谷平三重家の子で、

金王八幡宮の名の由来となった人物です

 

なかなか子宝に恵まれなかった重家夫妻が

こちらの八幡宮で祈願を続けた所、

金剛夜叉明王が妻の体内に宿る霊夢を見て

永治元年(1141年)8月15日立派な男子が誕生!!

 

そこで、

金剛夜叉明王の上下二文字を戴き、

産まれた子に「金王丸」と名付けました

 

 

 

源義朝や源頼朝と深い関わりを持ち、

勇名を馳せた金王丸にちなみ、

「渋谷八幡宮」から「金王八幡宮」へと

社名を改称したのだそうですニコニコ

 

 

御影堂には、

金王丸が17歳の時

保元の乱に出陣する際に自分の姿を彫刻し、

母に形見として残した木像が納められています

 

毎年3月最終土曜日に行われる金王丸祭

特別開帳されるそうですよお願いキラキラ

 

 

何故か古銭が供えてありましたびっくり??

 

 

 

 

【金王桜】

一枝に一重と八重が混ざって咲く珍しい桜で

長州緋桜という種類なのだそうです桜

 

源頼朝が、

父・義朝に仕えた澁谷金王丸の忠節をしのび

金王丸の名を後世に伝えることを厳命し、

鎌倉亀ヶ谷の館にあった憂忘桜を移植させて

「金王桜」と名付けたと言われています

 

江戸時代には

「江戸三名桜」の一つに数えられたとか!

 

幹はどっしりと太く

ぐるりとねじ曲がりながら上へ伸びているこの桜は、

現在に至るまで代々種から発芽させて育て植え継がれ

大切に守り伝えられているそうです桜

 

 

(渋谷区指定天然記念物)

 

 

 

 

【芭蕉 句碑】

 

「しばらくは 花のうえなる 月夜かな」

 

元禄4年(1691年)

松尾芭蕉が48歳の時に詠んだ句

(金王八幡宮で詠んだ句では無いそうですが…)

 

この句碑は蕉門十哲の一人であった

太白堂門人山奴社中が、

文化14年(1817年)に建立したものです

 

 

 

 

【澁谷城 砦の石】

澁谷城に使用されていた「砦の石」

どんなお城だったのでしょうね~?

 

 

説明版には

 

「この辺り一帯の高台は、

平安時代末期から澁谷氏一族の居館の跡で、

東に鎌倉通り(現 八幡通り)・西に澁谷川が流れ、

北東には黒鍬谷を有し、

さらに数箇所に湧水があるという好条件を備えていました。

 

しかし、その館いわゆる澁谷城は大永4年(1524年)、

北条氏綱と上杉朝興の高輪原の戦(現 品川区高輪付近)のとき、

澁谷氏が交戦中だった北条軍の別動隊により

襲われ焼き払われてしまいました。」

 

と書かれています

 

 

 

 

【神楽殿】

こちらの神楽殿の前

次々人が入れ替わり立ち代わり腰を下ろしていて、

参拝者だけではなく

この辺りに住んでいる方にとっても

良い憩いの場になっている様でしたニコニコ

 

 

鳩たちも休憩~爆  笑

 

 

 

 

【御朱印】

御朱印いただきましたルンルン

 

 

 

 

 

桜桜桜

 

 

 

 

 

渋谷の街中にあるとは思えないほど

落ち着いた雰囲気の

 

「金王八幡宮」

 

ぜひ一度、あなたも足をお運びくださいねウインク