こんにちは
占導師 桜呼です🌸
 
本日もお立ち寄りいただき
ありがとうございますニコニコ
 
 
 
今回は大神神社の別宮とも言われる
『村屋坐彌冨都比賣神社』
をご紹介します
 
 
 
 

桜桜桜
 
 
 
 
 

【村屋坐彌冨都比賣神社】

(むらやにいますみふつひめじんじゃ)

こちらは二の鳥居

村屋坐彌冨都比賣神社は

別名を「森屋の宮」と言うそうです

 

 

参道の向こうに拝殿が見えます

 

 

 

 

【手水舎】

 

 

 

 

【拝殿】

御祭神:三穂津姫命(弥冨都比売命)

    (みほつひめのみこと)    

配祀神:大物主命(大国主命)

 

ご利益:縁結び・家内安全・商売繫盛

 

 

 

 

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由緒書きによると…

 

主神・三穂津姫命

高皇産霊命(たかみむすびのみこと)の娘

 

大物主命が国譲りをされる際に

その功に報いるためと、

大物主命に二心がないようにと

妻として娶せた姫神で、

多くの妻を持った大物主命の最期の妻であり、

高天原と中津国を結んだ重要な神なのだそうですキラキラ

 

 

大物主命は大神神社の主神であることから、

妃神が祀られているこちらの神社に

大物主命を合祀したことにより、

”三輪の別宮”と称されました

 

 

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「かつて、正月の大とんどで

大神神社と村屋神社の火種子(ひだね)をもらって

夫婦火(めおとび)とし、

それで雑煮を炊いて一年の家内安全を

家族で祈願していたという習慣や、

大神神社(夫神)だけ詣るのは

「片詣り」と謂われる伝承が今も残っている」

 

へ~!そうだったんですねびっくり

 

 
 
 

【本殿】

天武天皇元年(673年)壬申の乱のとき、

神主に乗りうつった村屋神が

軍の備えに対する助言をした功績により、

神社として初めて天皇から位を賜ったことが

日本書紀に記されています

 

現在 正一位森屋大明神の呼称が残っているのだとか

 

 

 

 

【境内の様子】

ゆったりと時間が流れているような

優しい氣で満ちあふれている空間ですニコニコ

 

 

 

 

【服部神社】

祭神:天之御中主神

         天之御鉾神

 

〈服飾関係を司る神〉

 

元々は2キロほど離れた所にあった

大安寺村字神来森(かきのもり)に鎮座し、

波登里(はとり)村・阿刀(あと)村の氏神でした

 

元弘年間(南北朝)の兵火に遭い社地を没収、

更に天正年間にも兵火に罹り

神主がご神体を背負いこちらの境内に遷したそうです

 

 

天之御中主神のイラスト

「宇宙の中心に位置する天地創世・天地開闢の神」

神々しいですねお願いキラキラ

 

 

 

 

【村屋神社】

祭神:経津主神

         武甕槌神

         室屋大連神

         大伴健持大連神

 

元は200メートルほど東にある

初瀬川の川べりに鎮座されていましたが、

南北朝時代に兵火に遭い

社領を没収され社地を縮小

本殿を守るような形で

前に向かい合わせの型で遷されたそうです

 

 

経津主命と武甕槌命のイラスト

「壬申の乱で大海人皇子軍に信託を授け勝利に導いた神」

勇ましいお姿です!

 

 

 

 

【久須須美神社】

祭神:天之久之比神

         事代主神

 

こちらも元は違う場所に鎮座されていたのを

明治の初めに遷されたそうです

 

 

天之久之比神と事代主神のイラスト

「倭鍛冶の祖神と商売繫盛の神”えべっさん”を祀る」

マッチョな天之久之比神と

優しい笑顔の事代主神(えべっさん)爆  笑

 

 

 

 

【物部神社】

物部守屋と言えば、

仏教の導入を巡って蘇我馬子と争った人物

何故こちらで祀られいるの??

と、不思議に思ったのですが…

 

 

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祭神:御炊屋姫命

         宇麻志摩遲命

         物部守屋大連

 

祭神の御炊屋姫命(みかしきやひめのみこと)は

饒速日命(にぎはやひのみこと)の妻

 

そして宇麻志摩遲命(うましまちのみこと)は

御炊屋姫命と饒速日命の間に生まれた子

 

共に物部氏の祖神なのだそうですびっくり!

 

 

御炊屋姫命・宇麻志摩遲命・物部守屋大連のイラスト

「宮司家の祖先、物部氏の祖神を祀る」

 

何と

こちらの宮司さんは物部氏の子孫なのですねー!

何故 お祀りされているのか納得しました電球気づき

 
 
 
 

【万葉歌碑】

平城京遷都の際、

藤原京から木材などを水路で運び移築した

大工などの職人が、

新しく造った宮や家屋が完成した時に

その永遠をことばで祝福して歌ったものと言われています

 

 

「大君のご命令をかしこんで

馴れ親しんだ家を後に

こもりくの初瀬から流れる川に船を浮かべて

私は川を下って行く

その川の幾つもの曲がりごとに常に振り返りながら

玉鉾の道のりを一日中辿り

青土美しい奈良の都の佐保川に到着して

野宿するわが衣を通して朝の月光の中に見ると

一面に真っ白な霜が薄明の中に輝き

川面は氷が岩床のように張りつめている

そんな寒い夜も安らかに寝ることなく

出かけて来ては作った家に

千年の後までもお住みください、大君よ

私も通ってまいりましょう」

(作者不詳 万葉集 巻1‐79)

 

「青土も美しい奈良の家には

いつまでも通いましょう

忘れるなどとお考えくださいますな」

(作者不詳 万葉集 巻1‐80)

 

〈万葉百科 奈良県立万葉文化館より〉

 

 

 

 

【御朱印】

神社の隣に宮司さんのお宅があり、

そこで御朱印をいただきました

 

参拝したのは9月だったので、

トンボと彼岸花の秋バージョン紅葉イチョウ

とってもキレイお願い

 

 

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上矢印右側の様なイラスト仕様の御朱印も
たくさん種類がありましたよ~ルンルン
 
 
 
 
 
桜桜桜
 
 
 
 
 
日本書紀の世界がギュッと詰め込まれたような
 
「村屋坐彌冨都比賣神社」
 
ぜひ一度、あなたも足をお運びくださいねウインク