1458.楽しみは 見た瞬間に ハッとして 旨そうだなと 手を伸ばす時

 

 昨日のブログで橘曙覧の楽しみに触れた。唐突だったことを反省しているので少々解説させて欲しい。

 

 家庭菜園を始める前から知っていたのは下記(平仮名⇒漢字は筆者)。

 

 「楽しみは 朝起きいでて 昨日まで 無かりし花の 咲ける見る時」

 

 橘曙覧(たちばなあけみ、1812—68年)は歌人で国学者。有名な『独楽吟』には「楽しみは」で始まり「……時」で終わる短歌が52首ある。以下はスッと腑に落ちる。

 

 3「楽しみは 珍しき書(ふみ) 人に借り 始め一(ひと)ひら 広げたる時📖」

 6「楽しみは 妻子(めこ)睦まじく うち集ひ 頭並べて 物を食ふ時👩👧👦」

 8「楽しみは 空暖かに うち晴れし 春秋の日に 出で歩(あり)く時」

 10「楽しみは 心に浮かぶ 儚(はかな)ごと 思ひ続けて 煙艸(たばこ)喫ふ時🚬」

 24「楽しみは 心を置かぬ 友どちと 笑ひ語りて 腹を縒(よ)る時🤣」

 

 さて、筆者は秋冬に種蒔きをしないが、家庭菜園を4月から10月まで楽しんでいる。ブログを読んでくれている愛知県の防災ママかきつばたさんが、家庭菜園も立派な防災だと言っているので励まされている。そこで2首。

 

 楽しみは 食卓に出す 時だけか🥢 育て育てと 水を遣る時

 楽しみは 店を巡って 初めての 食材を買い 調理する時🧑‍🍳