こんにちは 


介護福祉士国家試験受験予定のみなさま。
勉強は進んでおられますか

毎日少しずつ、だけど確実に。
積み重ねが大事です

合格通知書を手にした自分を想像しながら、
頑張ってくださいね

さて、今日の問題です。



第24回 介護の基本 問題 32

介護従事者の健康管理の関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。

1 労働基準法は、労働者の労働条件の望ましい基準を定めている。

2 労働安全衛生法hあ、20人以上の職場に衛生委員会の設置を義務づけている。

3 労働者が業務上負傷した場合、私用車は必要な療養の費用を負担しなければならない。

4 労働安全衛生法は、介護従事者の1日の法定労働時間を規定している。

5 メンタルヘルスは個人的な問題のため、職場での心の健康づくり体制を整備する必要はない。

【解説】

1 労働基準法では、「労働条件は、労働者が人たるに値する生活を営むための必要を充たすべきものでなければならない」(第1条第1項)とし、「この法律で定める労働条件の基準は最低のものであるから、労働関係の当事者は、この基準を理由として労働条件を低下させてはならないことはもとより、その向上を図るように努めなければならない」(同条第2項)としている。

2 「労働者の健康障害防止対策」「労働者の健康保持増進を図る対策」「衛生にかかる労働災害の原因および再発防止対策」などの事項について調査審議を行い、事業者に対し意見を述べさせるため、常時50人以上の労働者を使用する職場は衛生委員会の設置が義務づけられている。(労働安全衛生法第18条第1項、労働安全衛生法施行令第9条)。

3 労働基準法第75条第1項において、「労働者が業務上負傷し、又は疾病にかかった場合においては、使用者は、その費用で必要な療養を行い、又は必要な療養の費用を負担しなければならない」と規定されている。なお、この使用者の責任の履行を確保するために労働者災害補償保険法がある。

4 法定労働時間を規定しているのは労働基準法である。労働時間は、休憩時間を除き、1日8時間、週40時間までとすることが定められている。(第32条)。

5 職場に存在するストレス要因は、労働者自身の力だけでは取り除くことができないものもあるため、労働者の心の健康づくりを推進していくためには、事業者によるメンタルヘルスケアの積極的推進が重要である。

【解答】  3

この問題では、労働者が安全、安心、快適に仕事に従事するための法律または指針について問われている。日本国憲法をはじめ、労働基準法、労働安全衛生法などのさまざまな法律、「労働者の心の健康の保持推進のための指針」等の内容を充分に理解する必要がある。

(中央法規出版 介護福祉士国家試験 過去問解説集より)



如何でしたか

それではまた

          kawaoka