こんにちは 


広島市は今日も良いお天気です

唐突ですが、今日の一言。


『できない言い訳をするよりも、

どうやればできるかを考えよう



それでは問題です。



第24回 こころとからだのしくみ 問題 106

42度以上の高温による入浴が身体に与える影響として、正しいものを一つ選びなさい。

1 心拍数が減少する。

2 血圧が低下する。

3 筋肉が委縮する。

4 腸の動きが活発になる。

5 腎臓の働きが促進される。


【解説】

1 42度以上の高温による入浴で交感神経系が優位になると緊張状態になり、心臓の動きが促進され、心拍数が増加する。さらに、入浴することで抹消の血液循環が促進されるために、心臓へ戻ってくる血液量も急増し、それを送り出すために心拍数は増加する。
また、交感神経系が優位になることで、血管が収縮し、1度の拍動で流れる血流量が少なくなるため、心臓は拍動を多くし、からだに必要な血液を全身に送ることになる。

2 血圧とは、心臓から送り出された血液が、血管(動脈壁)を内側からオス圧力をいう。交感神経系が優位になることで血管は収縮し血液の通り道が狭くなり、さらに心臓の拍動が促進されるために、血液量は多くなる。そうすると、血管内を流れる血液の勢いがよくなり、血管壁にかかる圧力が高くなるため、血圧は上昇する。

3 高温浴では交感神経系が優位になり、筋肉は収縮する。反対に、中温浴では副交感神経系が優位になり、筋肉は弛緩(しかん)する。

4 高温浴では交感神経系が優位になり、腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)は抑制される。

5 高温浴では交感神経系が優位になり、腎臓の働きは抑制される。


【解答】  3

入浴には「温熱作用」「静水圧作用」「浮力作用」があり、この問題はそのなかの「温熱作用」について問うものである。湯温により自律神経系の優位性は変化し、全身へ及ぼす影響が変わってくる。38~41℃の中温浴は副交感神経系を優位にし、42℃以上の高温浴は交感神経系を優位にする。

(中央法規出版 介護福祉士国家試験 過去問題集より)



いかがでしたか?

湯温が体に与える影響は、
私たちにとっても知っておいたほうが良いことばかりですね

明日、明後日と、近畿エリアに

「サービス提供責任者研修&事業所訪問」

に行ってきます

新しい出会いにワクワクドキドキ

またご報告いたします

ではまた

          kawaoka