こんにちは 



今日も暑いですね

今朝のニュースでは、
この暑さはあと2週間の辛抱だそうです。

ほんとうにそうなら良いのですが

寒いより暑いほうが好きな私ですが、
さすがに夏バテぎみ

私ごとですが、
今月初めから、接骨院通いを始めました。
『う~ん・・・しばらく根を詰めて通ってください・・・』
あらら~思っていたよりもダメージは大きかったようです

体調管理も仕事のうち

適度に休息をとり、
適度に遊び、
ストレスを溜めないようにしましょう



さて、今日の問題です。



第24回 コミュニケーション技術  問題 40

Jさん(80歳、男性)は、嚥下機能が低下し食事摂取量が減少した結果、低栄養状態が問題となっている。この問題を検討するカンファレンスの参加者は、介護福祉士と施設長、医師、看護師、管理栄養士であった。
 介護福祉士の参加のあり方として、最も適切なものを一つ選びなさい。

1 発言する時は、施設長の意見に合わせて発言する。

2 話を聞く時は、少数意見より多数意見を重視する。

3 分からないことは会議中に質問せず、会議後に調べる。

4 参加者間で意見の不一致があっても議論し、合意点を見いだす。

5 低栄養に関する問題なので、医師の意見に従う。


【解説】

1 カンファレンスは、役職や職種によって意見に優劣がつけられるものでなく、全員が対等な立場で参加することが求められる。よって発言の際も、自分の意見をきちんと話すことが大切である。

2 多数意見が必ずしも最善・最適なものとは限らない。少数意見のなかにも見落としている考えや新たな気づきが隠されていることもあるため、しっかりと聞くことが大切である。

3 会議中に分からないことがある場合、適切な意見をもつことができなくなる。会議後に調べるのではなく、分からないことが出た時点で質問し、理解に努めることが大切である。

4 カンファレンスでは、参加者それぞれに考えや意見があり、相違がみられることは当たり前である。メンバーの専門性に基づく視点や見解もそれぞれといえる。このように意見に不一致があっても、お互いの意見をしっかり聞き、それぞれの考えを尊重する姿勢をもち、理解に努めながら合意点を見いだすことが大切である。

5 Jさんは、低栄養状態が問題となっている。このことだけに目を向けると医師や看護師等の医療職や管理栄養士の意見を聞くことはもちろん大切であるが、低栄養状態となった要因である嚥下機能低下の改善や食事摂取量の増量を目指した支援のあり方について、参加者間で意見を出し合い協議することが大切である。

【解答】  4

介護の現場では、さまざまな専門職が連携・協働を図り支援にあたるチームケアがとられている。カンファレンスは、それらの職員が参加して利用者の情報を共有し、協議して支援を決定する場である。利用者のよりよい生活を目指して最善・最適な決定をするためのカンファレンスのあり方と介護福祉士の参加のあり方について理解しておくことが求められる。

<中央法規出版 介護福祉士国家試験 過去問解説集より>



いかがでしたか

正解された方も、正解の理由をしっかりと理解することが大切です。
不正解だった方も、何が違うのかを理解してくださいね。

『根拠』 

が大切です。

では

         kawaoka