2024パリ パラリンピック開幕近し!

 

本大会も終了して日本は予想外のメダルラッシュに沸いた。

 

このままの勢いをパラ・オリでも継続して貰えると国民の士気は

 

上がって嬉しいことこの上ない。パラオリはハンディのあるアスリートが懸命に競って大会を盛り上げるのが見どころだが、普段見たこともない競技があるのも楽しみの一つだ。

 

様々な障害があり、程度の差があるので、より公平を期してクラス分けして競技会を実施するのはアスリートにとって安心感を抱かせる。本大会でボクシングなど見ると筋骨隆々とした女子選手が、男子選手張りのパンチを食らわせて、相手選手が恐れをなしていたが、こういう光景は過去にも見て来た。

 



1970年代頃ソ連や東欧諸国の選手はこういう体形が多かったし、体操選手となると未発達の少女選手が身軽にウルトラCを連発して痛々しくテレビ観戦したものだ。

 

スポーツは体格や実力の均等した者同士が戦うのを見るのが

ベターだが、弱い予想のある者が優勝候補を破った時の感動もこれまた勝負事を観戦する楽しみの一つである。

 

競馬を見ると早い馬は銅板?を鞍に乗せられて、他の馬とのスピードの調整をされている。水泳ではウェアが勝負の決め手になったり、陸上選手はシューズが有利な試合運びができると偏ったメーカーに集中しているようだが、皆ハンディをつけようと躍起になっている訳だ。そりゃそうだ、一度でも大会でメダルを取ったりしたら一生ちやほやされて生きて行けるわけだから、血眼に

 

なってそういう身分になろうと遮二無二努力する。そこでいつも可哀そうだなと思うのが、「わたしゃ、もう少し、背が欲しい!」バレーボールやバスケットボール選手の奮闘である。

 

今年は有力選手続出で期待されたが、男女共々下馬評通り?

メダルには届かなかった。体重分けがある柔道やレスリングは

溌溂として同体格の相手を蹴散らして、勝利の雄叫びが木霊したが、個人戦ではない団体戦ではクラス分けがない。力士がバレーやバスケットをやっている状態。デブはいないが高身長で馬力のあるアスリートがバシッと打ち込んできたり、リバンドボールをかっさらって自軍を有利に導く。わたしゃ、もう少し 背が欲しい!をつくづく思い知らされる勝負である。

 

幾ら知恵をつけて一時、高身長チームに土をつけても、相手も国家を背負い、自分の将来がこの勝負に掛かっているとなれば

二の舞はしない。高身長をフルに活用して小身長を撃破する。

今年の二つの勝負も「矢張りね!」で終わった。最近グループチームやアスリートが強く、世界水準に達しし始めているのは、純正より他血が幸いしているからだと思う。考えればアメリカにしてもヨーロッパにしても人種は殆ど混合の体系で鍛えている。

 

オリンピックは平和の祭典、人類の幸福のためにある。これから始まるパリパラも公平に楽しみながら競って欲しい。

 

我々もアスリートに元気をもらい、明日に生きる希望を見つけたい。