『フジテレビの正体』堀江貴文著を読んで
フジテレビで不祥事を起こした中井正広事件に伴い、20数年前
フジテレビ買収やプロ野球球団買収で物議をかもしたホリエモンこと
堀江貴文氏が上記タイトルの本を出した。何十年も前から自局の局アナを
キャパ嬢?に見立てて、いいように利用してきたのはフジテレビ並びに
各局にもある慣習で、それで売れっ子のタレントや芸能プロダクション
との結びつきを深めていた。今までは泣き寝入りする女子アナが多かったが
時代も平成の子たちが多くなれば、悪しき昭和の旧態依然と戦う
子たちが増えて来たと言う事だろう。ジャニーズプロだって権力をほしいままにして
肩ひじ張っていた親玉がいなくなれば、出るわ出るわ少年色気違いの悪行が
ボロボロ、泣く泣く世に出れるチャンスだからと言って身を売って?
我慢していた幼気な少年たちの弱みに付け込みやがって・・・・・。
テレビ局の実態も色と金で積み上げて来た砂上の塔で、決してドラマの主人公に
描かれるような清廉潔白で実直な姿ではない。ホリエモンも好色は無関係であったろうが
自分の会社ライブドアをもっと大きくするために、店名を大きく取り上げられ
ラジオ局・テレビ局・プロ野球球団のオーナーになることがでっとり早いと判断した。
まだまだITは新しい産業であったから。・・・・・世の人々は警戒心があったように思う。
しかし斯界には老害がつきもので、古くから権力を持った御仁が立ちはだかった。
そこへT-シャツ一枚の若者が参入するには扉は重かった。あの手この手と
手を回し、受け入れを遮り、挙句の果て証券法取引違反で逮捕に至る。
業界のドンたちが力を合わせて参入を拒んだ。ぼくらは当時報道を読む限り
マスコミはホリエモンには否定的で読者もそのまま言行に否定的になる。
PC一つでマネーゲームをやっているようで、旧来の仕事のような汗水たらして
カネを稼いでいるようには見えなかった。村上ファンド同様、金は
机に座っているだけで稼ぐものではない体質が日本人には沁みついていた。だから
世の中は二つに対して異常に拒否反応したように思う。しかし20年後
就業者は少なくなり、多くのヒトは何で収入を得て生きているのか分からない
時代になった。この前グーグルでたまたま目に入ったが、タモリが黒柳徹子と
生放送していて、政治や経済を語らぬことがポリシーのタモリが凄いことを言っていた。
FXだか何だか分からないが3万なんぼをある会社に入れて置くと、2~3日で4~5万円に増える.1カ月経つと何十万になり、1年で1億円になった。若い頃から働くんじゃなかったと思っていたが、こういう収入源方法は昔無かった。日銀からこの生番組を即中止、又は編集し直すよう連絡あり、細かいことはよく分からないが、誰かのフェイクだったのかな、
タモリがよく説明していたからホントのように聞いていた。働かないで収入得れば最適、趣味の延長で収入得れば最高、我が人生はこうは行かずに幕を下ろそうとしている。
でもそれでよかったと思って居る。今ホリエモンもロケットに夢中になって
開発に励んでいる。その生き方の方がずっとカッコイイ!
画像>忖度の多い国、損得を気にする人々
動画>孤独のグルメは面白い番組だが、最初フジテレビに持ち込まれた。しかし時の幹部はイエスを出さなかった。仕方ないのでテレビ東京に持ちこんだら、ケッコーな視聴率を誇っている。類まれな好番組である。

