DVD鑑賞「柴公園」を観て
玉村図書館でDVD映写会があった。公共機関でチョイスする映画は
大概名作が多い。下馬評で借りたDVDや抜き打ちで借りたレンタルDVDは
期待に反してガッカリすることもしばしば。今日の映画は少々インテリ層の
屁理屈な会話が耳障りだったが、終わり良ければ全て良し、99点はやってもいい名作と言えた。タイトルの「柴公園」と言うの
はペットの柴犬を媒介にして
都会に住む淋しい?偏屈な人たちの交流を描く。そこにはギクシャクした
恋愛感情もあり、名前も住まいも知らぬザックバランな、唯犬を飼っていると言う共通点だけでコミュニケを交わす理想郷があっ
た。三人の中年男性と一人の閉じこもり女性の物語である。柴犬4匹が主役のようで主役でないから、三人の男優プラス
主人公の父親や友人には個性の強い役者がチョイスされた。
ストーリーは柴公園の周辺開発の封鎖までの期間、勝手気ままの会話の中で
一人のシングルに恋愛感情が生まれた。それを後押しする中年援護のハートフルムービー。やがて園内は立ち入り禁止となり、そ
れでも園内に入って広々とした敷地で柴犬を開放させて、はしゃぐ三人三犬の姿が眩しかった。平民には
難解晦渋なセリフのやり取りがあって、何言ってだおまえら!みたいな不満な会話もあったが、ほっこりもっこり脇役の柴犬の怪
演もあって、友情とお節介を盛り込んだ楽しい映画だったワン!来月は猫が脇役の映画を上映するらしいニャン。
中々粋なチョイスで、良い映画を見せてくれるスタッフ(Nさん)に
感謝申し上げる。
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