県民の日はこの絵を「ミロ展」だって!

 

 



画像>ミロ展のチラシ

 

 

10/28は群馬県・県民の日で美術館や博物館等の入場は無料となる。

 

本来なら職場も休みとなるところだが、公務員だけで殆どの企業は通常の勤務をしている。県民の日が出来て40年、その殆ど、

 

 

無償の鑑賞に無縁だったが、無職になって御相伴に預かることになった。喜ばしいことである。

 

 

一人で行くなら2~3か所は回りたいが、夫婦で行くとなると♪明菜も歌っている「それは~ちょっと~むりな~相談ね~♪」

 

 

(禁句)結局伊勢崎から一番遠い館林美術館ザマ~ミロ展(明菜はこうは歌っていない)を見ることと相成った。勿論強い子のミ

 

 

ロを飲みながら歌いながらである。

 



 

画像飲料ミロ>

 

 

美術館は人出多く、駐車場は満杯。これが県民の日でない有料となれば

 

城沼も閑散としたザリガニのいるところで済んだはずだった。(この辺の記述は

 

過去のマイブログを読んでないとシッチャカメッチャカ)

 

ミロのファンでもないのに県民の日だからと言って遠くから見に来る、

 

わしらはバカミロ―!奥さんなんか、ミロのリトグラフをしみじみ眺め

 

「これって絵?有名な画家?」と言う始末。私も絵の価値、評価は分からない。

 

シュールリアリズムは写実と違って内面の描写だから説明のしようがない。

 

画家が「これは馬なんだよね,鹿じゃないんだよね」と言ってしまえば

 

どう見ても馬であってもそれは鹿なんだ。馬鹿みたいな話。

 

同時代活躍したサルバドール・ダリのファンだった私は良くこの二人の画家が合本になっていたので購入に困ったものだ。10代

 

 

でファンになったダリの本を購入しようとすると「ミロも見ろ!」と引っ込み思案のミロが顔を出した。

 

 

ミロの版画は当時から簡潔明瞭、記号のような物で、これなら幾つも描けるなと思ったものだ。生涯2500点余り描き、今展示も

 

 

150点余り飾られている。

 

絵画鑑賞は年に寄って好みが変化し、展示室でブラボーと叫びたくなる

 

 

転機があるとも言われているが、ミロについては心の底から蠢動は湧いてこなかった。いつも美術鑑賞をすると絵葉書を買って二

 

 

人の娘に郵送するのだが、

 

今回はこれと言って送るものも見当たらず、郵便費の値上げも相まって送るのは差し控えた。数々のミロのマークのような絵画が

 

 

ウン億円ね、ため息をついてしまうスペイン巨匠の展示会であった。

 



 

画像>絵は撮影禁止だが、別室に設けられたアトリエは撮影が許された。

 



 

画像>勿論ミロのアトリエの復元ではない。浮世絵を描いているミロの絵があれば日本で高値を呼ぶだろうね。

 



 

画像>まるでゴルフ場にように見事に整備された芝生