『消えた歌姫 中森明菜』を読んで
昨夜NHKで中森明菜スペシャルを放映していた。奇異にも偶然、
市民プラザの図書館に立ち寄り,新刊の一冊を手に取った。
中森明菜は今一体どうしているんだろうかと言うのが、借りた理由である。
病気?老いて歌うのが嫌?今年歌手生活40周年の記念すべき年でありながら
日本にいるのか、外国にいるのか、明かさない。然しファンクラブはまだ活動している。あの拝みの桜田淳子さえ、数年前長年の
ファンのためにステージに
立った。「ちあきなおみ」は悲しい歌を歌いたくないので歌声を封印。
然し中森明菜は歌わない理由が聴こえてこない。私は世代が違うので別にファンではないから(我々は橋、舟木、西郷御三家時
代)40年も経って、過去の歌をリアルで聴きたくはない。10代の頃の瑞々しい歌声と姿なら映像で十分である。「セカンドラ
ブ」「スローモーション」は名曲だし、「少女A」は驚きだった。売るためにこんな詩の歌をあどけない10代の少女に歌わせる
のか?
ちょっと前は「山口百恵・ひと夏の経験」「西川峰子・あなたにあげる」
を始めて聴いた時の驚きと同じだった。明菜は「少女A」は絶対歌わないと
言っていたが、大人の打算と金銭欲に負けて歌う羽目になった。センセーショナルでショッキングな詩は世間の注目を浴び、ツッ
パリ明菜が誕生した。
百恵の「ひと夏の経験」が世の男の関心を集めたのと同じ注目度だった。
本書は芸能記者によって書かれたものではなく、政治経済記者によって
陽の目を見た。本人から聞いたものではなく、周辺から取材したものである。
だからNHKテレビの明菜べた褒め、人間性や歌唱力をゲストの郷ひろみに
まで絶賛させたものではない。孤高で淋しい,陽の松田聖子、陰の中森明菜
を強調し、協調性の欠如した少女歌手を浮き彫りにしている。
ジャニーズプロの近藤真彦宅で一度自殺未遂を試みてから、マッチと共に
人気が下落していくが、本書を読んで初めて知ったのだが明菜はこの前にも
睡眠薬やかみそりで自殺を図っていたと言う。昔舟木一夫がよくこの手の常習者でマスコミを賑わせた。突発的か計画的か、本人
に聞いて見ないと分からないが、人騒がせな有名人である。こういう事件があると理由は兎も角、興ざめてしまわれるのは歌手に
は致命的である。
画像>本書☚私は食べ物も美味しいところから食するのが通例で、本書も第5章
狂い始めた歯車 から読み始めた。6章愛の難破船、7章疑心にさいなまれて
8章混迷の90年代、9章復活への道筋 序章と終章読んだ。
次回は第一章スター誕生!2章家族の肖像、三章二人の歌姫、4章
出会いと聖域を読んでアップします。秋の味覚栗や柿を食しながら明菜を読書します。
動画>セカンドラブ♪


