ふしぎ駄菓子屋 銭天堂を観て
GEOで陳列されていたのは新作8作迄、私は1作と2作の2本を借りて来た。
どういう駄菓子屋だか分からないまでも、私が昭和30年代行きました駄菓子屋とは
趣を異にしていた。第一に店名がある(銭天堂と言う看板付き)、第二に自分が選ぶより
店主が品物を薦めてくれて、ダジャレの効いた駄菓子を売ってくれる。食べて幸か不幸か
あなた次第という駄菓子屋である。キャッチフレーズの「幸せも不幸も招く駄菓子屋、
どちらを選ぶかは あなた次第」アニメだがタレントで言ったら「マツコ・デラックス」みたいな大柄な店主が一方的に駄菓子を
薦めてくれる。
僕らが昭和の時代行った駄菓子屋は前橋には3軒あったが、どこも看板などなく
その家の姓で営んでいたし、確かに独り身の老婆が多く、店の中央にデンと腰かけて商いをしていた。僕らは一日の小遣い5円か
10円を握りしめて、毎日学校へ行くようにそこを訪ねた。そこは悪ガキのたまり場であり、万引きをするような者もいた。けど
店主はそんなの見て見ぬふりをしていた。僕は食べ物より写真と称するメンコとプロマイドのあいのこのようなグッズが好きだっ
た。力士や野球選手が是れた色刷り印刷で1円で買えた。
一枚一枚を店主が新聞紙で袋に入れ販売していた。だから誰が出てくるか分からない。欲しい力士やベースボールプレイヤーを入
手するのに時間がかかった。当時欲しかった力士の写真は若乃花であり野球選手は中日江藤慎一だった。かなりの枚数を持ってい
たが
家が借家から持ち家に引っ越しした時、持ち主に無断で川に捨てられていた。
私はえらく怒って母をなじったが、母はてんで罪悪感はなく謝ることもなかった。
私はこの時から女性には敵わない人種が違うと悟った。あの自分の非を認めない強情さは尋常ではないとしみじみ思うようになっ
た。
―————さて銭天堂だが1話10分づつのアニメショートストーリーで機知と教訓に富んでいる。何処か昔見た「笑うセールスマ
ン」に似ていて、(藤子不二雄A:喪黒福造)人を救ってくれるようで,そう
真摯には助けないよと言うメッセージである。語尾にござんす語りの年齢不詳紅子が売る商品が「型抜き人形グミ」「猛獣ビスケ
ット」「ホーンテッドアイス」「カリスマボンボン」
「クッキングツリー」「怪盗ロールパン」「ミュージックスナック」「ドクターラムネキット」
前編後編「おもてなしティ」以上で一巻レンタル。もう一巻借りて来たがタイトルは教えない。非常に面白い駄洒落の効いた駄菓
子である。何か私がやっている雑誌ニュートンアンケートで開いた1ページ目日本ガイシが実験でやっている痛快スィーツを彷彿
させるネーミングである。
画像>銭天童 紅子 今年映画化される紅子には天海祐希
画像>ゲオの陳列


